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Mosh Mosh Mosh...

by Days posted at 2009-07-05 22:45 last modified 2009-07-06 16:48

Earch Garden<夏>が無事終わりました。
4日は、“Songs for Tibet from Japan”ディ。ハイスタ、Ultra Brainの難波章浩さんがステージをオーガナイズし、ステージ上からFree Tibetを呼びかけてくれました。
最後は名曲、Under the Rainbowで締め。イントロが流れたとたん、ステージ目がけて走っていく人の波、そしてステージ上からのダイブ‥‥。混じれなかったのが、ちょっと残念。

往年のTibetan Freedom Concertのように、音楽やイベントを入口にして、チベット問題に関心を持ってくれる人が増えると嬉しいです。

Candle Juneさんのステージ

July 4, Earth Garden July 4, Earth Garden
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by administrator last modified 2008-05-10 02:11
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Deadly Clashes in Urumuqi

by Days posted at 2009-07-06 19:37 last modified 2009-07-06 19:40
7月6日未明、ウルムチ市大湾南路でバスが焼き打ちされた現場

既に日本のメディアでも報道されているが、新疆ウイグル自治区の区都、ウルムチで大規模な騒乱が起き、多数の死傷者が出ているという。
新華網によれば、事件はきのう5日夜20時頃発生。暴行、破壊、略奪、焼き打ちなどにより、23:30現在で武警1人を含む数名が死亡した。

調べでは、最近、民族独立を指向する「世界ウイグル会議」がネットなどを使って宣伝活動を展開していた。
5日20時頃、数人がウルムチ市人民広場、解放路、バスターミナル、新華路、外環路など複数の地点で暴行、破壊、略奪、焼き打ちを始めた。23:30までに武警1人を含む無実の人々数人が殺害され、一部の市民が負傷、車や商店が焼かれる被害に遭った。
当局者によれば、この事件は国外からの指示を受け、計画的、組織的に行われた暴力犯罪であるという。新疆ウイグル自治区党委、政府はこの事件を重視し、沈静化に注力しており、既に事態は掌握されているという。

ウルムチ市人民政府は、日付が変わってから緊急通達を出した。
それによれば、北京時間6日午前1時から8時まで道路交通安全法の規定により公安車輛の通行を確保するためにウルムチ市内で交通規制を実施し、規制範囲内ではいかなる車輛の通行も禁止する、各人・組織が社会秩序を守ることを自覚してほしい、もしこの通告を無視して罪を犯した場合は法律に基づいて刑事責任を追及することになる、という。

続報は、26日に広東省韶関市の玩具工場で起きたウイグル人従業員と中国人の乱闘事件に触れている。数百人が関係したこの事件では、ウイグル人従業員89人を含む120人が負傷し、2人が死亡した。記事では、この事件後「国外の第三勢力が中国に対し攻勢をかけるため、市街でのデモを煽動している」としている。

一方、RFAの記事では、韶関の乱闘はウイグル人への民族差別が根底にあるとした上で、平和的なデモに対して公安が行き過ぎた弾圧を行ったという目撃談を載せている。

目撃者によれば、デモ参加者がウルムチ市の中心にある人民広場に着く寸前に、武警が配置につき、参加者の集合を阻止したという。
「武警は参加者を殴りました。少女を含め、信じられないほどひどくやられました」「大勢が公安に追跡され、拘束されました。彼らは激しく殴られました」「人民広場に近づくと、武警は電気ショック銃を使い、参加者を制圧しました」「それから、市内のウイグル人地区で別の抗議が起きました」。
公安は装甲車を17時すぎに出動させたという。
「抗議が始まったとき、私は南門の中国銀行の近くにいました。たくさんの人々がいました。ドンコックから南門までの一帯を公安が包囲していました」とある若者は話した。「公安と武警が出ていました。完全武装で鉄のヘルメットを装着していました」。
「銀行の前で演説している人がいて、人々はそれに拍手していました。多くは学生のようでした。公安がそれを取り囲んで、私たちはそれ以上近づけなくなりました」。
別の若者によれば、抗議は平和的に始まったが、公安が群衆に発砲したのを境に暴徒化し、車や商店を襲撃し始めたという。

新華網で配信されている写真は、信じがたい光景だ。いまや大都市となったウルムチでの騒乱は、中国の少数民族政策に対して重要な意味を持つ。騒乱の背景はいかようにも分析できるが、騒乱が先鋭化しこれ以上の犠牲者が出ないことを、いまは祈りたい。

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It Was Like a War Zone Here

by Days posted at 2009-07-07 02:29 last modified 2009-07-07 02:29

新華網によれば、新彊ウイグル自治区政府当局者は6日昼の記者会見で、ウルムチ市の「7.5」事件での死者は140人、負傷者が800人以上に及ぶことを明らかにした。

自治区人民代表大会常任委員会副主任でウルムチ市委員会の栗智書記によれば、死者のうち57人が路上で発見されたという。
5日夜に発生した一連の騒乱で、190台のバスと50台の自家用車を含む260台の車両が壊され、市内全体で220ヵ所以上に放火があり、延べ5万6850平方メートルを焼いて住居14戸を含む203軒が被災した。
自治区公安庁の指揮下、けが人は市内10ヵ所の病院に運ばれて応急手当を受け、同時に事情聴取が行われて、捜査の証拠収集がされている。
治安当局は既に10数名の幹部を含め、数百人の関係者を検挙した。引き続き暴力行為、破壊、略奪、焼き討ちに直接加わった関係者を全力で捜索している。
公安、武警は検問所を設け、暴徒がウルムチ周辺の昌吉、トルファン、巴州へ逃亡するのを阻止しようとしている。

新華社英文版は、公安関係者の話として、負傷者828人、破壊された車両は261台とより細かい数字を挙げている。海外各紙も、これを転電しているようだ。

http://www.rfa.org/english/news/uyghur/riots-07052009153209.html/urumchi_305.jpg
治安当局者によれば、ウルムチ公安は日曜日の早い段階で、19時に人民広場と南門へ集合を呼びかける情報がインターネットで広がっているのを察知していた。18時20分には約100人が集まっていた。20時にはそれが舗道をはがし、バスを襲撃する暴動に発展した。騒乱はすぐに市街一帯に拡大した。
23歳のウイグル人女性、カディ・リヤが帰宅途中に乗った106系統のバスは、19時半頃シャンシ街(音訳)で襲撃され、ガラスが割られた。彼女は木の棒で頭を殴られて意識を失い、地域の人民病院で手当を受けた。
公安によれば、交通武警の寮と、天山区の税務署が激しく燃えていたという。
「まるで戦争地域だ。漢族の死体がたくさん路上に放置されている」とウルムチ公安局の次長、フアン・ヤボは言う。
ヤンナン路で放火されたマッサージ店の従業員2人は撲殺された。路上にいた14人は、みな家を失った人々だと言う。
目撃者によれば、日曜日の深夜、血を流したけが人がチュアンジェ陸橋の下に横たえられていたという。別の通りでは、バッグを首にひっかけた状態で女性が死んでいた。
当初の捜査では、一連の暴動はラビヤ・カディール率いる独立主義者の世界ウイグル会議によって煽動されたものと、地元政府は発表している。

現段階では情報は中国の検閲済みのものしかない。が、引用した国内向け、海外向けの報道は、思わず嗤ってしまうほど、それぞれの意図がはっきりしている。何が真実かは、きっと行間から読み取れる。

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Writer Watched Urumqi Crash

by Days posted at 2009-07-07 14:52 last modified 2009-07-07 14:52
7/6、北湾街で放火された車輛

きょう未明の記者会見で、自治区当局者はウルムチでの暴動の死者が6日19時時点で156人にのぼると発表した。負傷者は1080人。また、公安部門が事件に関与した疑いで1434人を逮捕して取り調べていることを明らかにした。
新華網はこの他、「暴力放火破壊犯罪事件目撃記」として、ルポを載せている。一部は既報と重なるが、当局側の視座としていまのうちに抄訳してみる。

7月5日午後、ウルムチ市の人民広場は、午後の暖かな日光の下で穏やかな休日を過ごす人々で賑わっていた。子供たちは鳩と戯れ、若い恋人たちは広場の中央にある「新疆和平解放記念碑」の下で写真を撮っていた。
18時を回った頃、広場には群衆が出現した。のどかな週末を過ごしていた人々に、突如として災難が襲って来たのである。

ウルムチ市公安局指揮センターによれば、5日1時6分、ネット上に不法集会の情報が広まっているとの通報があり、それによれば19時に人民広場集合が呼びかけられているという。
未明3時10分、生産建設兵団公安局からもその管轄内で同様の情報があったと指揮センターに連絡が入った。新疆公安政法部門はただちに自治区公安庁に対策本部を設け、人民広場と二道橋に治安部隊を配置し、不測の事態を防ぐ準備に入った。

休日を過ごす人々がいなくなった人民広場には、ダンスの練習をする曲が響いていた。記者が18時40分に駆けつけたとき、広場には男性がまばらに集まっている状態だった。
ウルムチ市旧市街の二道橋を取材した記者によれば、広場の南にある二道橋に急に人の流れができ、緊張が高まったという。101系統の路線バスの窓が割られ、ドアが壊されるのを目撃した人もいる。二道橋一帯は暴動の様相を呈していた。

20時すぎ、人民広場での集会から事態は暴力放火破壊略奪事件に発展した。20時50分、二道橋で記者は略奪、暴行、放火、殺人の状況を目の当たりにしていた。血の中に倒れている人もいて、現場は混乱に陥っていた。
パトカーがひっくり返され、その上で暴徒が暴れていたかと思えば、次の瞬間には火の手が上がった。特警部隊が駆けつけると、暴徒は散り散りに退散した。
龍泉街では、複数の暴徒が中年男性を囲んで、殴る蹴るの暴行を加えていた。赤いシャツの男が男性の首を刀で刺すと、血が吹き出た。別の暴徒はレンガ片や小石を男性に投げつけていた。
団結路の高架下では、暴徒に襲われたとみられる市民が血を流して横たわっていた。新華南路の道路脇では殺された女性がバッグを手に持ったままうつぶせになっていた。延安路昌楽園では、足マッサージ店が放火され、従業員2人が撲殺されて街頭に放置されていた。
自治区外国貿易経済委員会ビルの近くでは、大きなホテルが襲撃、放火された。ガラスが割られる音に慌てふためいた人々が走り回っていた。暴徒に襲撃されたタクシー1台が、道路の中央に停まっていて、車内では運転手が血まみれになっていたが、生死はわかっていない。

現場を視察した自治区公安庁長の柳耀華は、「惨すぎる。少なくとも遺体12体と放火された車15台を確認した。人間の所業とは思えない。多くの事件を経験してきたが、こんなにひどいのは初めてだ」と話した。

新華社記者は、二道橋、新華南路、三屯碑、競馬場、新疆大学などの現場に向かい、大学、団結路、テレビ局、二道湾、幸福路などで起きた暴動を取材した。
路上のバス、タクシー、自家用車は放火され、通り沿いの商店は破壊、略奪に遭っていた。通行人は容赦なく暴行されていた。
新疆大学では、大学正門に1000人以上が集合し、周辺の商店、飲食店、スーパーを破壊、放火していた。天山区交警大隊、地税局周辺の一帯は特に被害が大きく、家を失った人々が部隊正門にしゃがんでいた。

新疆公安庁は2万人以上を動員し、分隊に分けて市内各所に配備して、暴徒を制圧した。総指揮部は団結路、競馬場、外環路、二道湾など激しい暴動が起きた箇所に治安部隊を集結させた。

互いに見知らぬ人々が協力して、暴動が起きている地域を避け、安全な地域に誘導している様子に、記者は感動した。

6日未明には事態はほぼ終息し、公安部門の各部署は犯罪者の追跡、確保と、その後の治安維持に任務を移した。
6日午前中には暴動の起きた各地区も次第に正常を取り戻した。記者が取材車から見るかぎりでは、新華南路でひっくり返されて放火された自動車は、散らばっていたガラスもきれいに片付けられていた。路線バスも減便しており、乗客は満員で走っているが、歩いて通勤する人も少なくない。一部の商店は開店していた。
ウルムチ市と隣接する六道湾郷では、消防隊員が放火された商店の消火に全力を上げており、放火された車をレッカーで移動させていた。

また、広東省韶関市の「旭日玩具」工場で衝突事件のきっかけとなった2人のウイグル人女性従業員は、けがをして治療を受けている病院で「暴力行為はよくないこと。私たちのために騒動を起こすのはやめてほしい」とインタビューに答えたという。
この韶関市の事件ではウイグル人3人を含む13人が逮捕されたことがさっそく発表され、ウルムチでの暴動のきっかけともされるこの事件に当局は早く幕を引きたがっているようだ。
日本でも各紙が報道しているが、新華社から中国国内向けに報道されているのはこの程度のことに過ぎない。

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Will Xinjiang Become Another Tibet in 2009?

by Days posted at 2009-07-08 01:35 last modified 2009-07-08 01:35

ウルムチ入りしたBBCのクエンティン・サマービル記者によれば、7日もウルムチ市内で少なくとも200人が参加したデモが行われたという。参加者の多くは老女や子ども連れの女性で、家族が拘束されたことに抗議しているという。
ヒューマン・ライツ・ウォッチはさっそく国連による独立した調査を求める声明を発表し、ロイターによればジュネーブの国連人権高等弁務官はきょう、デモ参加者に対する見境のない弾圧を停止するよう中国当局に求めたそうだ。


このウイグル版「天安門事件」の最中、フォーブスが北京特派員ガディ・エプスタインによる興味深い指摘を載せている。以下、抄訳。

ウルムチで起きた暴動のニュースを聞き、私は即座に中国公安担当者が昨年暮れに私に話してくれたことを思い出した。2008年より、2009年に何が起きるかということのほうが心配だというのだ。それは、2008年3月のチベットでの騒乱で不意打ちのように北京五輪の開催を脅かされた公安当局者の衝撃的な発言だった。だか、それは賢察でもあった。
世界的な不景気は中国の少数民族の経済的、社会的感情を悪化させ、そしておそらく、新彊ウイグル自治区で多数を占める漢民族は、イスラム教徒であるウイグル人の怒りに気付かなかったに違いない。
日曜日の抗議は、先月起きた広東省の玩具工場での乱闘騒ぎから、2人のウイグル人の若者が亡くなったことがきっかけだ。国営メディアによれば、6人のウイグル人男性が工場従業員の2人の少女を襲ったというデマを、失業した労働者がネットに流したことが乱闘につながったという。
広東には様々な地域から仕事を探しに来た人々が集まり、ウイグル人は不満のはけ口になりやすい。ウイグル人は、新彊にやってきた中国人が仕事を奪うのを目の当たりにしている。人権団体が常に批判するウイグル人の独立主義者を根絶するための行き過ぎた政策に対して、ウイグル人は我慢を重ねて来た。
しかし今年、工業生産が増大する一方で、日曜日の事件のように民族間の緊張が頂点に達することに中国の首脳はさらに神経質にならざるを得ない。それは、中国が8%の成長を成し、輸出を増やさねばならないからだ。今年10月1日は建国60周年に当たり、共産党幹部にとってこの目標達成と祝賀行事の成功は死んでも実現しなくてはならないものなのだ。
彼らは達成できるだろうか? 玩具工場での乱闘に対し、公安はほとんど何もしなかったようだ。ニュースによれば、ウルムチでの厳しい制圧で事件は収束したようだが、それは新たな危険を引き起こすきっかけになるかもしれない。中国首脳は、新疆での事態が「2009年のチベット」になるかもしれないことを予測しておかなければならない。
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Free Tibet Concert in Taipei

by Days posted at 2009-07-16 23:45 last modified 2009-07-17 00:13

台湾の英文中国郵報によれば、台北の新光三越A8広場で11日、「50回目の春:フリーチベットコンサート」が開催され、数千人のチベットサポーターが集まったという。

Guts United、台湾インディーズ・ミュージック・アソシエーション、台湾フレンズ・オブ・チベットが主催したこのコンサートには10組のアーティストが出演し、午後から夜半まで観客を楽しませた。
ダライ・ラマ法王財団の理事長、ダワ・ツェリン、TYC台湾支部のタシ・ツェリン、Guts Unitedの創設者フレディ・リムらが、両手でTibetを意味するT字サインを作り、Free Tibetと唱えるよう集まった人々に伝えると、熱狂は最高潮に達した。リムによれば、コンサートは中国支配に対してチベット人が立ち上がった1959年3月10日から今年で50年になるのを記念して、台湾からチベットの自由と民主主義、正義を支持する声をあげる狙いがあるという。
「台湾は自由と人権を支持することを世界に対してはっきりと伝え、チベットへの支援を黙殺するべきではありません」とリムは話した。彼によれば、台湾でのチベット支援の活動としては昨年来最大規模のものになったという。

ウーセルのblogにはこのコンサートの模様が写真入りで紹介されている。コンサートは8時間にわたり、途中、ダライ・ラマ法王のメッセージ映像も流されたという。

「人類にとって、自由、民主、政治、法治は共通の財産です」。ダライ・ラマがこう話すと、会場に歓声が沸き上がった。「台湾の若い人たちには、台湾の将来の自由、民主によって思想と物質を共に発展させるという重大な責任があります」。
コンサートの熱気は高まっていった。シンガーの巴奈は、チベットの状況に「共感した」のが出演したきっかけだったと話した。大支は、自分の歌を自由と民主主義に捧げたいと話した上で「ぼくは偶像批判の歌を歌っている。 中国国内にこれを歌う自由があるだろうか?」と疑問をなげかけた。
閃霊は「護符と呪文」を顔に描いて出演した。このメイクはチベットの自由のため初めてお目見えするものだという。濁水渓楽団のメインボーカル、小柯は閃霊に負けずにエネルギッシュに歌い、観客の心をひきつけると「台湾人はもう一歩前進したい。兄弟たちが自由を得ることを助けて、全人類が自由になり、そして自分たちの精神を解放できるように」と観客に話しかけた。
主催者のフレディは一緒にT字サインを作るように観客に伝え、高い声でFree Tibet! Free Tibet!と叫んだ。この模様は国際メディアによって海外にも伝えられた。
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Cheating on Tibetan Trial

Take a Action for Dhondup Wangchen

by Days posted at 2009-07-25 22:15 last modified 2009-07-26 01:21
ツゥルティム・ギャツオの判決書

"LEAVING FEAR BEHIND" の制作者で、長く行方不明だったトンドゥップ・ワンチェンがまだ西寧市の拘置所に拘束されていることがわかったのは、最近のことだ。
彼は昨年のチベット騒乱の直後、3月26日に拘束され、以後行方がわからなくなっていたのだが、アムネスティの緊急アクションによれば、軟禁中に一度脱走を企てて捕まり、暴力的虐待を受けているという。しかも(これは拘束されてからのことか、それ以前からなのか不明だが)B型肝炎を患っているものの、治療が受けられるにいるそうだ。
彼の家族が北京の李敦勇弁護士に弁護を依頼したが、西寧から追い返されてしまった、とITSNの発表で読んで、その理由を調べたところが、ウーセルのBlogに詳しく紹介されていた。題名は日本語で言うと「チベット人裁判でのいんちきは、法治国家中国の恥」。少し長いが日本語訳。

昨年、北京五輪が開催されるのと時を同じくして、"LEAVING FEAR BEHIND"「恐怖を乗り越えて」というチベットで撮影されたドキュメンタリーが公開された。このドキュメンタリーは、中国政府によるチベットの統治や北京五輪開催の意義、ダライ・ラマ帰還の願望など、チベットの人々の思いを集めたものである。
映画製作者のひとりは、トンドゥップ・ワンチェンというふつうのチベット人で、3月のチベットでの蜂起の際に拘束され、1年以上も行方不明になっていた。助手は2回拘束され、現在保釈中になっている。

最近の情報では、トンドゥップ・ワンチェンは青海省の西寧拘置所に拘束されているという。彼の家族は力を尽くし、北京共信弁護士事務所の李敦勇弁護士に依頼した。李敦勇は、昨年のチベット騒乱直後、拘束されたチベット人の弁護を行うという公開声明に署名した20人の中国人弁護士のひとりだ。
彼は最近、この事件調査のため西寧に出張したが、西寧拘置所でトンドゥップ・ワンチェンとは1回しか面会ができなかった。なぜならその地域の事件はその地域の弁護士しか扱うことができないという理由で、李敦勇がトンドゥップ・ワンチェンの事件に介入しないよう青海省司法部門と北京司法局が連合を組んで圧力をかけてきたためだ。李敦勇は北京に戻らざるを得なかった。

李敦勇によれば、トンドゥップ・ワンチェンは自身が違法行為を行ったとは認めておらず、公正な法律手続きが適用されるものと思っているという。彼の撮影行為は完全に違法とは言えず、刑罰に値しないと李敦勇は言う。当局は、トンドゥップ・ワンチェンの家族から北京の弁護士への依頼を封じ、被告人が自ら弁護士に依頼する権利を奪っている。もちろん当局がトンドゥップ・ワンチェンの弁護士を選任すれば、当局の有利に裁くことができるのは言うまでもない。

同時に、昨年起きた一連のチベットでの事件について、甘粛省でも同じような状況が生まれている。
夏河県ラプラン寺の僧侶2人、ツゥルティム・ギャツオとタプキ・ギャツォには、昨年3月15日の抗議活動に参加したことにより、甘南州中級法院の非公開審判で5月21日、ツゥルティム・ギャツオに国家分裂罪で無期徒刑、タプキ・ギャツォに国家分裂煽動罪で15年の有期徒刑が言い渡された。
2人は上訴したが、現在甘粛省安全庁の留置所に留置されている。当局が指定した弁護士の釜干に対し、2人の家族は苦労して北京瑞風弁護士事務所の李方平弁護士に二審の弁護を依頼した。

李方平が昨年のチベット騒乱に関して拘束されたチベット人の弁護を引き受けるのは、今年4、5月に続いて、これで3回目になる。
6月18日、李方平は2人の僧侶の家族に会い、二審の弁護準備を行った。
同日午後、李方平は安全庁の留置所へ行き、面会しようとした。留置所は安全庁内にあるが、門衛は彼の入庁を断った。やりとりの結果、謝涛という役職不明の責任者が出て来て、弁護士の面会に対応する担当者がいないと伝えた。その後、留置所の係員と電話でやりとりしたが、資格のある弁護士でなければ面会できないと繰り返すばかりだった。李弁護士は刑事訴訟法、弁護士法、7部委連合送文書などを元に説得したが、相手は「我々内部の規定だから」の一点張りで解決しなかった。

7月6日、李方平は再び蘭州を訪れ、2人の僧侶の審理を行う甘粛省高級人民法院刑事第二法廷の鄭裁判官に2回接触しようとした。
鄭裁判官は李弁護士に、あなたは家族に依頼されているかもしれないが、本人たちは既に別の弁護士を依頼しており、それが優先されると話した。李方平は、別の弁護士というのは裁判所が指定した弁護士なのかと確認したが、鄭裁判官はそれを否定し、あくまで本人たちが依頼したと話した。
2人の僧侶の家族にしてみれば、彼らは蘭州を離れられず、お金も持っておらず、しかも重罪を宣告されている身でどうして勝手に弁護士を頼むことができるのかということになる。李弁護士が留置所に面会に行けないのに、「本人たちが依頼した弁護士」はいったいどうやって留置所へ行くことができたのかという点も矛盾している。裁判所でなければ、安全庁が手配した弁護士なのかもしれないが、捜査機関が手配した弁護士にいったいどうやって容疑者の法的権利を守れるというのだろうか。

このような状況は、「活仏爆破事件」を連想させる。当時、テンジン・デレク・リンポチェ(阿安扎西)の家族は張思弁護士に弁護を依頼したが、弁護士への依頼は本人が行わなければならないと四川省高等法院に拒否されたのだ。当時の過程は王力雄が「阿安扎西の上訴が急展開した」とリポートにまとめている(原文では引用されているが、訳は省略)。やや違うところはあるが、当時の関係者が思いついた非常手段が、現在では多用されているようだ。

事態はさらに進展している。新疆ウルムチでの「七五事件」発生後、北京司法局は北京の各弁護士事務所に通達を出した。「発生した事件の本質を理解し、国家統一と民族団結を守る立場として、司法についての論評は慎重に行い、この事件についてメディアやネットなどでの発言は慎むように」「また本事件に関する法律相談を受けた際は慎重に検討するように」「それ以前に弁護士会で勉強会を行う際には当局に報告し、自発的に司法行政機関と弁護士協会の監督・指導を受けるように」といった内容である。
2008年のチベット騒乱直後、北京の弁護士21人が連名で、法律的な援助を必要するチベット人を助けるとの声明を出したことがあった。今回の司法当局の通達は、こうした動きを事前に封じ込めるための警告であろう。
李方平弁護士は、このように弁護士と事務所に対して圧力をかける当局を批判している。「これは弁護士の独自自主権に対する干渉だ。司法の独立のためにも、弁護士は自分が引き受けた事件について完全に責任を負わねばならないが、当局はこのような方法で司法に関与しようとしている」。
今年弁護士免許更新審査が難しくなっている江天勇弁護士らが引き受けたチベット人の裁判が当局の意図通りに進まなかったため、今回の当局のやりかたは昨年のチベットに対して行ったよりも先手を打っているようだ。
「昨年の経験からすると、1回起きたことがその後の予防に使われている。しかしそれは法に即していない。刑事訴訟法と弁護士法は被告と弁護士の権利を明確に規定しており、法律に基づいて依頼を受けた弁護士は、その権利が保障されるべきだ」と江天勇は言う。

チベットの僧侶をはじめ、チベット人、ウイグル人は普通の市民であり、中国の国民なのだから、彼らにも公正な司法審理を受ける権利があるはずだ。中国当局は「法治国家」のイメージを守るためにも当事者の権利、特に、最も重要な権利である当事者ないしその家族が弁護士を依頼する権利を保護すべきではないだろうか。
もしこの最低限の権利さえ保障できないのならば、「法治国家」は口先だけの嘘にすぎないことになる。当事者が自分で弁護士を依頼する権利が損なわれ、弁護士の独立も守られないとなれば、これは中国司法の危機と言わざるを得ず、世界中の人権団体の関心を呼び、非難を受けることになるだろう。

ウーセルはきょうのエントリーに、トンドゥップ・ワンチェンの解放を求める胡錦濤主席宛ての請願文を書いており、その中でも「本当の法治国家であるならば、市民には公平な司法審理を受ける権利、その人の利益を守る権利がある」と訴え、トンドゥップ・ワンチェンへの虐待、肝炎治療がなされていないことにも触れている。 これは、ちょっと思っていたよりも深刻な状況だ。
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The Dark Harbour

by Days posted at 2009-07-26 22:20 last modified 2009-07-27 01:19
不灯港

「万造、38歳。職業、漁師。嫁、募集中。」というキャッチコピーで、いかにもイケてない主人公が主役の映画『不灯港』。
「漁師万造(俺デス)の恋愛模様を描くハードボイルドな喜劇、という若干変な映画ですが、海外の映画祭でも好評とのことで、老若男女楽しめる内容になっています!」と主演した役者から案内が回って来ていたので、見に行ってきた。
のっけから万造がひとり船のエンジンをかけて漁に出るシーンから始まるが、黙々と網をたぐるばかりで、台詞が出て来ない。港に帰っても、漁師同士の会話に万造は加わらず、全体を通してとにかく台詞が少ない。それゆえ、万造の強烈なキャラクターを形作る「クサイ台詞」が光るのだ。

登場するキャストは両手で数えられるほど。しかし万造のキャラクタ−がストーリーをぐいぐい引っ張る。もうスクリーンから目が離せない。そしてときおりぼそりと呟く台詞に、やられちまうのだ。
ストーリーからは意図的とも思えるぐらい地域性が排除され、台詞にも方言が入らず、舞台がどこかはわからないが、ロケが行われた港は、千倉市の忽戸港だそうだ。「くじらのたれ」で有名な千倉港のすぐ南にある小さな漁港。本当に嫁不足が深刻な場所かと思っていたので、ちょっと意外だったが、まあそういう場所でロケをするのは逆にしんどいかもしれない。

この映画、実はコメディでも、ラブストーリーでもない。強いて言えば、上記の案内にあるとおり「ハードボイルドな」男のロマンを描いたもの。題材は普遍的だし、台詞よりも演技が雄弁なキャストだし、むしろ国内よりも海外で今後どう評価が広がって行くのかが気になる。
ところで万造の「クサイ台詞」がさほどクサイと思えない私は、もうヤバいのだろうか‥‥。

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