Tibetan "Web Surfer" Detained
Articles from Radio Free Asia
8月24日のRFAによれば、中国国内で制限されたWebサイトにネットカフェからアクセスしたとして、チベット人の若者が拘束されたという。
情報筋によれば、禁止されている政治的なサイトにアクセスしたとして、ラサで当局がチベット人の若者を拘束されたという。
サイトには、チベット独立に関する評論や、中国支配に対する抗議から昨年チベット一帯で起きた騒乱の解説や写真が掲載されていた。
「『反動的なサイト』にアクセスしたために8月12日13時頃逮捕されたのは、パサン・ノルブという若者でした」と、匿名の情報筋は伝える。「彼はラサのツァンラ路にある『质检网』というサイバーカフェで逮捕されました。ラサ市公安局のネット監視部が違法アクセスを発見し、カフェに急行した地域犯罪捜査部が彼を連行しました」。
当局の起訴状によれば、ノルブはチベットの精神的指導者ダライ・ラマの写真7枚と、禁じられているチベット国旗4枚、5つの「反動的組織」に関するサイトにアクセスし、これが中華人民共和国治安管理処罰法第25条の1に違反したという。
ノルブは19歳で、ラサ市レンコン在住だという。
起訴状では、ノルブが反動的組織に接触した証拠は見つかっていないということだが、引き続き調査が行われていると付け加えられているという。
ラサ市公安局はインタビューに対し、「まだはっきりしていない」とだけ回答した。
治安管理処罰法は、サッカーアジア大会や北京五輪などを控えて2006年に施行された比較的新しい法律。戦前の日本にあった治安維持法のように国家保護のための法律ではなく、総則では「社会治安秩序を維持し、公共の安全を保障し、公民を保護し、法人とその他の組織の権利を守り、人民警察が法に基づいた治安管理を行うため」、サッカーの試合で暴徒化したフーリガンを取り締まるようなことを想定して作られたもの。したがって、この法律でこのチベット人の若者を処罰しようというのは、かなり無理がある。
ちなみに第25条は、「下記の行為を行った者は、5日以上10日以下の拘留および500元以下の罰金を科す。情状により5日以下または500元以下の罰金を科す。1. 災害、伝染病、警備などに関するデマ、虚報を流し、故意に公共の秩序を撹乱しようとした者」となっている。
RFAの記事に間違いがあるのでなければ、この法令適用はいくら何でも拡大解釈しすぎではないだろうか。
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A Monk Died From Torture Whilst in Detention
チベット人権民主化センター(TCHRD)の10日のニュースリリースより。いつもながらTCHRDのリリースはあっさりしていて控えめだが、要は昨年の騒乱のきっかけとなった僧侶たちの行進で「行方不明」とされていたひとりが、獄中で殺されていたのがわかった、ということ。
TCHRDに寄せられた情報によれば、ラサの中国政府拘置施設で8月、デプン寺のチベット人僧侶が拷問によって死んだという。
僧侶はチベット自治区ラサ郊外のペンポ・ルンダップ郡ツォダ郷出身のカルデン(32)。
2008年3月10日、カルデンは300人の僧侶のひとりとして中国政府に抗議する行進に参加し、デプン寺からラサへ向けて歩き始めたが、途中で武警に足止めされた。彼はその日拘束された多くの僧侶のひとりだったと見られる。
逮捕後、いままで彼の拘置場所は誰にもわからなかった。デプン寺の僧侶、親類でさえ、彼がラサで拘留されていることを知らされていなかった。
複数の情報筋によれば、彼は今年8月中旬、長期の監禁、拷問、不十分な待遇のために拘置施設で死んだという。遺体はラサ市在住の親族に引き渡された。
同じ情報筋によれば、カルデンの兄で同じデプン寺の僧侶、サムドゥップも2008年3月10日、ラサ市公安局に逮捕されたという。サムドゥップの行方はいまだにわかっていない。
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Azumino Yamabiko
保育園児と走る自転車の旅。今回は北アルプスを望む安曇野、その名も「あづみ野やまびこ自転車道」を小学6年のモトと3人で8月に走った。
行けるところまで行って、大糸線で戻って来ないとならないので、出発地点は松本駅の2つ先、島内駅。あいにくの曇り空で、アルプスの山々は雲に隠れている。旧国道に出て、奈良井川を目指す。道路狭くて歩道なく、交通量多く、年長さんのリヒトには少し厳しい道だが、短い距離なので、少しずつ進んだ。
奈良井川に架かる新橋の先、国道19号と川に挟まれて細い道が上流へ続いている。このあたりは特に自転車道というわけではないらしいが、国道から離れ、クルマがあまり走らないので助かる。川にはカモが泳いでいる。
途中、拾ヶ堰という用水を分けるための堰がある。じっかせぎ、と読むのだそうだ。あとでわかったことだけれど、安曇野やまびこ自転車道は、安曇野に奈良井川の水を供給するこの用水路沿いにずっと続いているのだ。拾ヶ堰はこの取水口から終点まで標高差たったの5メートルで、等高線に完全に沿って流れているのだそうだ。
国道19号が川に迫るあたりでは、細い道は路側の歩道になってしまい、先に行ったモトが邪魔なところで待っていて迷惑。意外と地元の人たちが自転車で行き来するのに使っているようで、ママチャリ何台もとすれ違った。もちろん土曜日なので、私たちのようなツーリストも多い。
平瀬橋は新旧2本あるが、とにかく梓川に架かる自転車専用橋(!)から自転車道に入ればいいやと思っていたので、新しい橋を渡って、すぐ右折。ゴミ処理場の廃熱を利用した温水プール「ラーラ松本」を目指して行く。橋は「ラーラ松本」を回り込んだところにある。並行して「アルプス大橋」という国道の車道橋もあるが、古い地図には載っていないので、「自転車橋」より後にできたものらしい。
自転車専用橋とは言え、特に特徴があるわけではない、細い橋だ。渡ったところに、場違いに巨大なシールドマシンの先頭部分が展示してあった。梓川の下に拾ヶ堰を交差させるため、10年ほど前に掘削した際のシールドマシン。交差部の逆サイホンが最初に完成したのは大正9年だという。ほとんど水平の水路と言い、川と交差する逆サイホンと言い、先人はとてつもないことを考えて実行したようだ。
迷路のようにアルプス大橋の国道の下をくぐり、その拾ヶ堰に沿って西へ走る。用水はほとんど満水だ。いまにも溢れそう。水路と道路が交差する箇所では、自転車道は道路の下をくぐるから、用水の水面よりも低いところを並んで走る。溢れたらどうするのだろうと不安になる。それよりもモトが怖いのは、道路橋から垂れ下がったクモの巣だ。
長野自動車道をくぐり、バイパスが北側に離れたあたりから、あたりはとたんにのどかな光景になり、山々の眺望が開けた。左手に豊科町の南部総合公園が見えて、ここで休憩。とにかく広いスポーツ公園で、子供たちも走り回っているが、付き合っている父母もスポーツウェア姿が多いのが印象的だった。トイレを探して公園を一周したからわかったことだけれど。
公園を後に県道を過ぎたところで、まだ青い実を落としている栗の木を発見。傍らの看板を見ると、目的地の道の駅まではまだまだだ。
国道をアンダーパスで越え(モトはクモの巣が怖くて先頭で行けず、リヒトは遅れてついてきた)、小さな木橋で拾ヶ堰を2回左右に渡ると、大糸線の線路が見えて来た。ちょうど2両編成の銀色の電車が走り去って行くところだった。
線路を過ぎてから、用水、農道、自転車道と並行するようになり、また雰囲気が変わる。「自転車道休憩所」と書かれた四阿が用水の対岸にあり、立ち寄るが、クモの巣だらけであわてて退散。遠く雲の切れ間に、常念岳の山頂だけがぽっかりと浮かんでいる。
火の見やぐらが立つ小さな集落で、用水の対岸に渡る。ここにも小さな公園があって、一休み。近所の子供たちが遊戯王カードをやっていた。モトは遠くからその会話に興味津々。水道で腕に水を浸すと、風がここちよく感じられる。
鎮守の森を過ぎ、道祖神にあいさつすると、なんだか山々が近くなってきたような気がしてきた。水辺の木々にはトンビ、カラス、スズメが大合唱。水面にはカモが泳いでいる。暑いのでうらやましい。
広域農道と交差する。その農道沿いに、目と鼻の先の距離で道の駅が見えているのだけれど、自転車道は律儀に用水沿いをたどっている。拾ヶ堰と一緒に急カーブした先が、堀金小学校の真新しい校舎。自転車道はその先で急に用水から離れてたんぼの中を左右に直角にぐねぐねと曲がる。リヒトが曲がり切れず、たんぼに突っ込むんじゃないかと不安で一杯だったが、無事?旧堀金村役場、いまのスポーツセンター、図書館、道の駅の一帯にたどりついた。
振り返ると夏の常念岳の輪郭がさっきよりはっきりと見えた。
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Global Action Day of Dhondup Wanchen
ITSNはPolitical Prisonerキャンペーンの第一弾として、9月23日を「トンドゥップ・ワンチェンの日」として、世界中でアピールを行うことを呼びかけている。早ければ8月とされていた公判は延期になったままだが、最新のニュースでは彼が「国家政府分裂煽動罪」の他に、スパイと窃盗の罪にも問われていることがわかったという。
東京では昨年のチベット騒乱以来、キャンドルナイトが続けられてきた麻布の笄公園で、23日18:30頃から有志によるトンドゥップ・ワンチェンの解放を求めるキャンドルイベントが行われる。
同じ23日には、多摩市永山のペルブ永山で開催される「TAMA映画フォーラム」で、「雪の下の炎」が上映される。チベット関連の映画を、ふつうの市民団体に取り上げてもらうのは非常に嬉しいことだ。
「雪の下の炎」の監督で、NYから里帰りしている楽真琴さんのトークも、11:30と14:00の2回あるそうだ。ここでもトンドゥップ・ワンチェンへの思いが聞けるかもしれない。
26日(土)夜は、恒例となった「チベットの歴史と文化学習会」第6回。2回目の夜開催となったが、今回はディスカッションが聞きどころかも。
■日時:2009年9月26日(土)18:00〜21:00(開場17:45)
■場所:文京区民センター 3-A会議室
交通 営団丸ノ内線・南北線 後楽園駅徒歩3分
都営三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
JR総武線水道橋駅 徒歩13分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
■参加費:¥600
■参加のお申込み
当日参加も可能ですが、事前にお申込みいただいた方を優先させていただきます。
下記申込みページ(↓)からお申込み下さい。
参加お申込みページはこちら(http://www.tibet.to/gaku6/)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
■プログラム(予定)
(1)特別講義「ヒマラヤ・チベット圏の氷河の変貌と地球環境」
講師:上田 豊(元名古屋大学大学院環境学研究科教授)
(2)チベット報告「チベットで見た鉱物資源の採掘場」
報告:渡辺一枝(作家)
(3)映像とディスカッション「チベット問題を問う(1)」
チベットのサポーターとして、日本人として、いかに「チベット問題」に向き合うか?
映像の後、発言者それぞれの立場からの考えを語り合います。
発言者:福島香織(産経新聞 元中国総局記者) テンジン・タシ(在日チベット人)
渡辺一枝(作家) 長田幸康(I love Tibet!HP 主宰)
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New Curbs in Tibet
Articles from Radio Free Asia
中国の建国記念日である国慶節を前にして、中国当局はチベットでも神経を尖らせているようだ。RFAより、28日の記事。
10月1日は、中華人民共和国の建国60周年に当たる。自治区の多くの住民は中国の支配を良くは思っていない。
匿名のラサ市民によれば、文化的、宗教的ランドマークの周囲を、公安要員が固めているという。
「ポタラ宮とジョカン寺(大昭寺)は完全に公安に包囲されています。チベット人の抗議活動が発生するのを恐れ、当局はジョカンの本院以外のすべての僧院を閉鎖しました。かつてジョカン寺の中では公安要員を見かけませんでしたが、9月24日には本院を参拝するチベット人を監視するために6人の武警が配置されました」。
別のラサ在住のチベット人によれば、「武力を誇示するため」武警と兵士の一隊がジョカン寺の周囲を行進させられているという。また、自治区内の他の町からラサに来ようとしたチベット人はみな追い返されている、と彼は付け加えた。
「カムとアムドからのチベット人は念入りに工作証をチェックされ、適切な許可証がないかぎり、郷里に戻るように言われています」。
ラサ市郊外の村々から来るチベット人でさえ、市内に入る際工作証を徹底的にチェックされているという。
「いままでなかったところに検問が増設され、ラサに入ろうとするチベット人は全員そこで足止めされます」。
北京中国新聞紙によれば、9月24日朝、「テロが突然起きた」想定で爆発物を撤去する演習がラサ市内で行われ、「完全な成功を収めた」という。
警戒が強まっているのはラサのポタラとジョカンだけではないようだ。四川省カンゼチベット自治県のカンゼ(甘孜)でも、同様の「テロ対策演習」が行われたという。
「チベット人が昨年抗議を行った町の中心部に30台の武警車両がやってきました。いまカンゼのあちこちに武警が駐留しています。チベット人の蜂起に備えて彼らは訓練を続けているようです」と目撃した女性は語る。
昨年3月、中国の支配へのチベット人の抗議はチベット自治区全体に広がったが、すぐに中国当局に鎮圧されてしまった。
カムと呼ばれる地域にあたるカンゼ在住のチベット人たちはとりわけ中国の政策に対してはっきりと反対していると専門家は言う。
自治区一帯で警戒が強まるのに加えて、隣国ネパール・カトマンズの旅行代理店によれば、当局はチベットへの入域許可証の発給を中止したという。
「9月21日から中国大使館はチベット許可証を出さなくなりました。この制限は少なくとも10月8日まで続くそうです」。
別の旅行代理店によれば、チベットを訪れている亡命チベット人たちは国慶節より前に退去するよう通告されているという。
「親類訪問のためにチベットに入ったチベット人たちは、10月1日より前にチベットから出て行くよう言われています」。
10月1日の国慶節を前に、中国当局は国を挙げて警備を強化し、主要なWebサイトと掲示板の閉鎖、地元政府に関する苦情申し立ての請願をする人々の拘束などを行っている。
当局が北西部の民族間の緊張を抑えつけ、政府に抗議する機会を窺っている抗議者、請願者、市民運動派の弁護士を黙らせているあいだに、その記念日がやってくる。
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