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A Sit-In in Ngaba

by Days posted at 2010-03-03 23:55 last modified 2010-03-04 01:56

ダライ・ラマ14世ワシントン訪問直前の2月19日のRFAの記事をいまさら日本語訳。
ちなみにこの記事、共同通信がいち早く転電している。但し「チベット族が春節(旧正月)を祝う『ロサル』の最中で」というのは恥ずかしい間違いで、「チベット人が旧正月を祝う『ロサル』の最中で」が正しい。チベットでは春節を祝っているわけではないのだから。

ロサル期間中、四川省の数百人のチベット人たちが公の場で抗議を行ったと地元からの情報は伝えている。アバでは、ゲデ僧院とセ僧院、マニ尼僧院の僧侶数百人が座り込みを行った。
「(座り込みはあったか?)はい。いまは誰も残っていません。帰りました」とアバ在住のひとりは言った。武警が出動したかを聞かれた別の目撃者は「そう、そうです。大勢いました」と答えた。
アバ出身で現在ダラムサラに住む尼僧のデキ・ドルマによれば、僧院、尼僧院合わせて8、9ヵ所の僧侶、尼僧が抗議に参加したという。
「2008年3月の騒乱の際に拘束された多くのチベット人の行方について、当局から何も説明がないことに抗議して座り込みが行われたのです。その後、3人が拘束されました。尼僧も子供も老人も座り込みに参加していました。彼らは銃で武装した公安に包囲されていました。拘束されたのも平和的に座り込みを行っていた人たちです」。
2008年にチベットの首都、ラサで僧侶たちが行った平和的なデモに対する武力弾圧は、中国当局の発表で死者22人を出す騒乱に発展し、隣接する3つの省にも広がった。北京政府は部隊を増派し、チベット全域が厳戒下におかれている。
インドのチベット亡命政府によれば、220人のチベット人が命を落とし、7000人近くが騒乱に関連して拘束されたという。

チベット人情報筋によれば、座り込みを行った人たちはその日のうちに解散したという。また、地元当局は役人を各僧院に派遣して仲裁を要請し、僧侶や尼僧は戻るように説得されたという。
公安は町を封鎖し、近隣の道路を封鎖した。
ダラムサラに亡命したツェリンという僧侶によれば、公安と抗議者たちは数百人に及び、公安のほうが多かったという。
「14日、1日だけのことでした」と地元目撃者の証言を彼は伝えている。
木曜日(18日)の電話取材に対しアバ宗教管理所はコメントしなかった。「何も知りません。番号間違えではないですか? そんな事件は起きていません。聞いていません」。

ダラムサラ在住のセータ・ツルティムによれば、彼の出身地であるセルタのKhekorでは、電柱に掲げられたチベット旗を下ろす公安職員と口論したためにチベット人の若者2人が拘束されかけたが逃げたという。彼によれば、2人はリンチェン・ドルジェ(23)とダルチュン(24)。他の情報によってもこの事件が確認されている。
今週、ダライ・ラマ法王とオバマ米大統領との18日の会談に先だって、チベット本土のチベット人たちは香を焚き、祈り、仏旗を掲げた。
ダライ・ラマを国家分裂主義者と見なす中国当局の厳戒にも関わらず、2008年の動乱の発火点となったラサのバルコルにチベット人たちは集まっている。目撃者によれば、2月17日以降警備が強化され、武装兵が市内に配置されているという。

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Living in the Free World

by Days posted at 2010-03-10 22:30 last modified 2010-03-10 22:30
Uprising March in London

3月に入り、ラサでは昨年同様の厳戒態勢が続いている。公安による「厳打嵐暴」キャンペーンでは、2日夜から翌朝まで、「全員、全装備、全時間」を合い言葉に全公安職員による一斉訓練が行われ、繁華街、旧市街とホテルなどで「不安定要素をなくす」捜索が実施されたという。
TCHRDによれば、公安は警戒度の高い市内60ヵ所のアパート4115室を捜索し、市内に戸籍のない7347人の身分証をチェックしたほか、70ヵ所の民宿(ゲストハウス)、インターネットカフェ、ゲームセンター、バーを捜索して合計435人を検挙したそうだ。うち14人は窃盗やバイク乗り逃げなどと発表されたが、残りの人々がなぜ検挙されたのかは不明のままだという。
「厳打嵐暴」キャンペーンで公安の標的にされているのは、身分証明書の「工作証」、戸籍を証明する「戸口」、一時滞在許可の「暫住証」のどれも持たない「三無」と言われる人々だそうだ。これは、2008年3月の騒乱がラサからチベット全域に拡がったのが、チベット各地からラサへの巡礼や行商の人々の影響だと、政府が分析しているからではないかと思われる。

中国メディアで新華網にも記事を配信している環球時報はきのう、ネパールのカトマンズでダライ・ラマ法王事務所代表のティンレー・ギャツォが逮捕されたと伝えている。「1959年3月10日はダライ・ラマ一派が反乱を起こした日で、亡命チベット人たちはこの日を記念日としている。ここ数年、この日に欧米にある中国大使館に対して抗議する亡命チベット人が増え、チベットに近いネパールがまた抗議の中心的な場所になりつつある」というこの記事は、ラサでも読めるだろう。
また同じ環球時報は、オレゴン州のポートランド市が「中国からの猛烈な反対にもかかわらず」3月10日を "Tibet Awareness Day" に制定したことを報じている。「チベットが中国から独立すべきだという国際的な声はますます高まるばかりだ」とサム・アダムズ市長は言い、提案者である議員のランディ・レオナードは「中国に対しては、言論と宗教の自由の原則を放棄することができない」と話したという。もちろんこの記事もラサで読めるに違いない。

ロンドンでは先週末、中国大使館からダウニングストリートを経て、外務省までのデモが行われた。
デリーではTYCによる抗議が中国大使館前で行われ、32人が参加したが、逮捕されたという。
ダライ・ラマ14世はきょう、チベット蜂起51周年に関する声明を出した。「チベット自治区の様々な場所で働くチベット人の公務員のみなさんには、公務でもよいし私的な休暇でもよいので、ぜひ自由な世界にあるチベット人コミュニティを訪ねてほしい。皆さんが置かれている状況をわかってほしいと思う」。

東京では13日(土)、大阪では14日(日)に、チベット解放のための行進が行われる。

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