Protesters Killed in Draggo and Serthar
Article from Radio Free Asia
中国人が春節で盛り上がる一方、その大晦日と元日にチベット東部のカンゼでは血の惨劇が起きてしまった。きのうダンゴで武警がデモ隊に発砲して6人が死亡する事件が起き、きょうはセルタでの厳戒態勢の最中、5人が撃たれて死亡した。
24日の新華社成都電は、「3人の僧侶の焼身自殺事件で遺体が政府に押収されたとのデマを不法分子が流したことから100人以上のチベット人僧侶たちが集まり、一部は武器を手にして、公安と武警に投石し、公安派出所を襲撃した。商店と銀行が打ち壊しに遭ったほか、パトカー2台と消防車2台が壊された。公安5人が負傷し、不法分子のうち1人が死亡、4人が負傷した。19時にはデモ隊は解散し、現在炉霍県(ダンゴ)の治安は回復している」と短く伝えているが、真相はどうだったのか。
23日のRFAの記事を読む限り、先に手を出したのはデモ隊ではなく、公安のようだ。
四川省のチベット地区で23日、デモ隊に武警が発砲し、少なくとも6人が死亡、そのほか負傷者も出ているという。
「23日、ダンゴ(炉霍県)中心部で大勢のチベット人が中国支配に抗議してデモを行いました」。公安の「デモへの暴力的な弾圧」の後、「少なくとも2人のチベット人が撃たれて死に、10人以上がけがをしました」と現地の目撃者は匿名で証言した。
デモ隊のひとりは自らに火を放とうとしていたという。現地出身でインド在住の僧侶、イシェ・サンポによれば、数千人のチベット人がデモに参加しているという。当初は2〜300人がチベットの自由とダライ・ラマの帰還を求めるスローガンを叫んでいたと彼は言う。
「デモ隊が地元の公安局前に差しかかった時、公安が発砲しました」。彼によれば2人が即死した。
「抗議はけさ始まり、いま(チベット時間15:30)もまだ続いています。デモ隊はけがを負いながらも一帯の中国人の商店や施設を打ち壊しています」。
「我々が公安局に着いたとたん、公安が自動小銃で撃ってきました」とデモに参加していた僧侶は話した。「デモ隊を排除するため、彼らは消火器と催涙ガスを使いました」。
ヨンテンという男が殺され、重傷の5人を含む少なくとも32人以上が負傷した。一部の負傷者は保護されたと彼は伝えた。
別の情報筋によれば、ロギャという名前の男も殺されたという。
デモ参加者によれば、「数百人」のチベット人が発砲事件の後、拘束されたという。
続いてきょうのセルタでの発砲事件。同じく24日のRFAより。
現地情報筋によれば、24日、カンゼ(甘孜)での血の抗議の2日目、中国当局の発砲により、5人が死亡、40人が重傷を負った。弾圧はセルタ(色達県)で、デモ隊が武警に取り囲まれ、一帯の交通が規制された最中で起きたという。
「公安が通りに出ている人々に発砲したため、チベット人たちはそれぞれの自宅に閉じ込められてしまいました」と現地の目撃者はRFAに伝えた。別の情報によれば、「町中の交差点が公安によって規制されている」という。
「町中のホテル、商店、事務所が休業を命令され、緊張がこれまでになく高まっている」。前日には、同じカンゼ州のダンゴ(炉霍県)でもデモ隊への発砲事件が起き、6人が死亡したとされている。連続した事件は、中国支配に抗議して昨年3月に始まった度重なる焼身自殺とともに、チベット地域での緊張を高めている。
24日のセルタでの抗議は、武警を排除するためにもっと多くのチベット人が炎に身を投じるだろうという警句が書かれたポスターが前日に貼り出されたのがきっかけだった。隣接するアバ(阿壩県)でも数百人の僧侶たちと一般人が通りに座り込み、中国支配に抗議していると報告されている。
「一般人の男性は上着を脱いで半裸で真言を唱え、ツァンパ(オオムギ粉)を口にしている」と情報筋は伝えている。「彼らはメマ(麦爾瑪)郷の中心部まで行進し、それを阻止しようとした公安を退けて行進を続けた。真言を唱えていたのが、いつの間にかダライ・ラマ万歳とチベットの自由を求めるスローガンに変わった」。
15日間の特別法要を執り行っていたアバ・キルティ寺の僧侶たちは、武警に法要を中止させられ、殴られたという。
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