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Building Bombed in Derge

Article from Radio Free Asia

by Days posted at 2012-03-04 02:32 last modified 2012-03-04 22:49

2月29日のRFAより。

住民を監視するために建てられた政府庁舎で32歳のチベット人男性が爆破事件を起こし、死亡した。現地からの情報によれば、事件は土曜日、デルゲ(四川省甘孜チベット自治州徳格県)のレクパ村(温托郷)で起き、タシという32歳の男が頭部に致命傷を負って死亡したという。
「建物に被害を与えた爆発で彼は死にました。政府庁舎の被害がどの程度だったのかはわかりません」とインド在住のタシの知人はRFAのインタビューに答えた。
現地とやりとりしているチベット人、ナワン・サンポによれば、政府庁舎はレクパ村とワパ村の住民を監視するために新たに建てられ、住民の怒りを買っていた。

RFA中国語版によれば(日付が異なるが)、2月24日午前3時50分頃、タシは一斗缶でガソリンを撒き、放火したというから、「爆破」は言い過ぎかもしれない。事件後、現地には大勢の公安と武警がやってきて、タシの遺体を直ちに火葬するように家族に迫った。遺体は27日に火葬されたという。
1日のRFAは続報として、デルゲでは抗議者は即座に射殺するとの通達が出ていると伝えている。また現地からの証言によればレパ・タシは、政府庁舎を放火した後、焼身自殺する計画だったが、はからずも放火の際に命を落としたという。

一方、四川省当局は先月起きたナンチェンでの抗議活動に「強く関与した」として、チベット人商人を拘束した。米国情報筋によれば、拘束されたのはタムディン(32)で、西寧から成都空港に到着した直後に拘引されたという。ナンチェンでは2月8日、チベット地域での中国の行政に対する大規模で平和的な抗議が起きている。
「公安がナンチェン出身のチベット人の若者たちで占められていたため、抗議では逮捕者が出ませんでした。西寧公安局が成都の公安(が両都市に関係するチベット人を逮捕するのため)に協力して動いています」。
タムディンの家族によれば、彼の行方はわかっていないという。
ナンチェンでの2月8日の抗議では、民族衣装を着た約1000人の人々が武警の見守る中で競技場に集まったという。人々は経を唱え、チベットの自由とダライ・ラマ法王の期間を求めるスローガンを叫んだ。
「武装兵と公安が近づくと、チベット人たちは『キ・ヒ・ヒ』と、抵抗の闘いの雄叫びを上げました。それで兵士と公安は退却し、離れたところから見守っていました。両者の間で衝突はありませんでしたが、人々は競技場に留まりました」。

2月上旬にラサのゴンカル空港で拘束されて行方がわからなくなっていたダワ・ドルジェが近く解放されると伝えられているという。ダワ・ドルジェはチベットの伝統的文化とチベット語の擁護者として知られている。

「彼はチベット人歌手たちに2月1日に成都に集まるよう呼びかけ、またチベットの言葉と民族、文化を広めるための歌を作り、歌うよう依頼していました」。
ドルジェの出身地、チベット自治区ナチュ県のディル公安は彼の家族に近く解放されると伝えたが、詳細は話さなかったという。
「ドルジェが捕まって何日も経ちますが、家族には彼の行方がわからず、また何の容疑で捕まったのかもわかっていません」。

同じくディル当局は、寺院の宗教儀礼に介入したとして抗議する僧侶や尼僧たちを拘束すると「脅迫」しており、当局と寺院との対立が先鋭化しているという。寺院には多くの公安が入り込んで僧侶たちの退去を促しており、法要を行うこともできなくなっている。
亡命チベット人議会のケルサン・ギャルツェンは、「当局はチベット人の慣習をまったく無視している」と話し、「葬儀を行う僧侶がいないことに抗議して、政府庁舎の前に亡くなった人の遺体を持ってくる人もいる」と困ったエピソードを紹介したという。
ディルに22ある寺院での「愛国再教育」の強化と、それに抗議した僧侶、尼僧と当局との対立については、TCHRD(チベット人権民主センター)も異口同音に伝えている。

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Two Female Tibetans Burn to Death

Article from Radio Free Asia

by Days posted at 2012-03-06 03:07 last modified 2012-03-06 14:45

先週末、チベット本土では2人の女性がそれぞれ抑圧からの解放を求めて自らに火を放ち、亡くなった。チベットの自由を求めて、ダライ・ラマの帰還を願って、2009年2月にアバでタペーが炎に身を投じて以来、これで焼身自殺者は25人を数えるという。
タペーは毎年3月10日のラサ蜂起記念日、その前に北京で始まる両会(全人代と政協会議)を前にして治安当局の警戒が厳しくなるのを見越して、その直前に行動を起こした。抗議の声すら上げられない抑圧の隙を狙って、チベット本土のチベット人たちは行き場のない怒りを自らにぶつけているかのようだ。
4日のRFAから。

4日日曜日、アバ(四川省阿壩チベット自治州)のキルティ寺門前でリンチェンという32歳の未亡人が自らに火を点け、その場で死亡した。キルティ寺には昨年初めから数百人の僧侶が軟禁されており、武警が厳戒態勢を敷いている。リンチェンが火を点けたのは、その警備詰所の目の前だった。リンチェンには4人の子供がいたという。
「彼女はダライ・ラマのチベットへの帰還とチベットの自由を求めていました。そして炎に包まれたその場所で命を落としました」とインド・ダラムサラにあるキルティ寺の僧侶、カヤ・ツェリンは話した。

3日土曜日には、カンロ(甘粛省甘南チベット自治州)のマチュ(瑪曲)にある野菜市場で、蔵族中学の女子生徒が焼身自殺した。中国人の業者たちが公安を呼び、公安は彼女を市場から逃がすなと伝えた。
「菜市の中国人たちは燃える彼女に向かって石を投げました。菜市にいたチベット人たちは興奮し、もう少しでチベット人と中国人との衝突が起きるところでした」と現地とつながりがある亡命情報筋は伝えている。
リンチェンの遺体は僧侶たちの手でキルティ寺に運び込まれたが、マチュの女子生徒の遺体は公安に押収されてしまったという。
瑪曲県蔵族中学は、チベット人に対する政府の弾圧を中止するよう求めて学生が抗議を行った場所でもある。当時、当局に歯向かった多くの学生たちが拘束された。

事件は、チベットの不穏な情勢が取り上げられる見込みの全人代が北京で開幕する前夜に起きた。

マチュで死んだ女子生徒は瑪曲県蔵族中学初級3年で、ツェリン・キという名前。写真がVOAのサイトに掲載されている。土曜日の15時すぎ、市場でガソリンを買い、公衆トイレで全身に綿を巻き付けて、ガソリンをかぶり、火を点けたのだという。燃えながらトイレから出て来た彼女に、中国人たちは石を投げつけ、暴行をふるった。
加えて、きょう(5日)アバでドルジェという18歳の男性が焼身自殺をはかり、その場で死んだというニュースがたったいま入ってきた。これで26人目だ。

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Teenage Tibetan Monk Self-immolates On Protest Anniversary

by Days posted at 2012-03-14 01:15 last modified 2012-03-19 01:41
2012-03-10神宮前

今年も3月10日がやってきた。チベット本土では厳戒態勢が取られる一方、世界中に散らばったチベット人たち、支援者達は各国の都市でデモを行い、またチベットを占拠している中国の大使館、領事館に抗議した。
東京でも渋谷を中心に在日チベット人主催のデモが行われ、夕方からは中国大使館前に抗議の声が響いた。その夜、またもや焼身抗議がアバで起きてしまった。ニュースは13日になって、ダラムサラから届いた。TCHRD(チベット人権民主センター)より。

53回目のラサ蜂起記念日にあたる10日現地時間17時頃、アバ(四川省阿壩チベット自治州)キルティ寺出身の僧侶が中国政府に抗議して自らに火を点けた。
18歳の僧侶、ギェペは解放軍駐屯地の前で焼身自殺をはかり、その場で死んだ。そこは解放軍が最初にチベットに侵攻した当時設けられた駐屯地だった。彼の遺体は軍職員が移送した。情報によれば現地のチベット人たちは遺族への遺体の引き渡しを解放軍に要望していたという。
ギェペの死の翌日、解放軍は遺族5人が彼の火葬に出席することを許可した。火葬は11日現地時間22時に行われた。
ギェペはアバのチョジェマ郷ソルマ氏族の出身で、チャドルという父親は数年前に亡くなっている。母親はチャクロ。ギェペは幼い頃に出家し、2人の兄弟も僧侶だという。

当日の別の悲惨な記事

7日、カンゼ(四川省甘孜チベット自治州甘孜県)のザサンダップ寺の僧侶、ケドゥップ・ドルジェが、混雑するカンゼの市場で平和的に抗議を行ったところ、公安要員に暴行された。激しい暴行を受けた後、彼は逮捕された。ケドゥップ・ドルジェは38歳前後で、カンゼのザコ郷出身。1990年代に南インドのセラ寺に留学した経歴があるという。
また11日現地時間11時頃にはカンゼの市場で別の暴行事件も起きている。タシ・パルデンという男性が「ダライ・ラマ万歳」「チベット独立を」などと叫んでいたところ、公安に警棒や銃把で殴られ、逮捕されたという。
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A Tibetan Monk and A Farmer Dies in Rebkong

by Days posted at 2012-03-18 02:10 last modified 2012-03-21 02:11

1959年のラサ蜂起から63年、そして2008年3月14日に端を発したチベット騒乱から3年の節目にあたり、チベット各地が厳戒態勢に包まれる中、チベット北部のアムド、レコンで相次いで焼身抗議事件が起きた。
14日のRFAによれば、レコンとその隣のツェコ(澤庫)では13日、民族中学の学生4000人近くが、授業をチベット語で受ける権利を求めて抗議を行ったばかりだという。
3月14日のTCHRDはその翌日に起きた僧侶の焼身抗議を伝えている。

2008年のチベット蜂起からちょうど3年という日にチベット僧が抗議の焼身自殺を行った。3月14日10時30分すぎ、マロ(青海省黄南チベット自治州)レコン(同仁)のロンウォ寺で、34歳のジャミヤンという僧侶がロンウォ・ゴンチェン僧院のドルマという中庭で自らに火を点けた。
当時、現場にいた人は少なかった。五体倒地を行っていた数人が、じゅうたんを使って火を消しとめた(五体倒地はじゅうたんを敷いて行う)。まもなく宗教管理局と公安が到着し、やけどを負ったジャミヤンを病院に搬送したという。ジャミヤンをチベット人に返せという要求の後、彼は病院から僧院に戻されたといわれる。
焼身自殺事件の直後、現地のチベット人は現場の中庭に集まり、焼身自殺者に連帯を示す法要を行ったが、チベット時間15:30頃、治安当局が強制的に解散させた。
事件後、僧院の警備は強化され、チベット人の行き来も制限されているという。ジャミヤンの容態は重体と伝えられている。
ジャミヤン・パルデンはレコンのギャボ・トン・ニェ村出身。

続いて17日、今度は農夫が決死の抗議を行い、命を落とした。TCHRDは同日この事件を報じている。

マロ(青海省黄南チベット自治州)のレコン(同仁)で中国政府に抗議してチベット人農夫が自らに火を点けた。43歳のソナム・タギャはロンポという町の野菜市場近くの交差点で焼身自殺をはかって死んだ。事件はきょう(17日)朝9時すぎに起きた。
事件後、現地のチベット人たちは僧籍か民間人かを問わずロンウォ・ゴンチェン僧院のドルマ広場に集まり、大勢で法要を挙げた。近隣の村々から集まった学生など多くのチベット人たちもこの法要に加わった。

RFAによれば、ソナム・タギャは綿入りのジャンパーに灯油を染み込ませ、また灯油を飲んだ上で火を点けたという。その覚悟には想像を絶する。
またロンウォ・ゴンチェン僧院に集まったのは7000人という情報もあり、武警、公安が一時包囲したものの、あまりの人の数に撤退したという。

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Tibetan Monk Sets Self on Fire in Kirti

by Days posted at 2012-03-25 23:10 last modified 2012-03-26 00:10

TCHRDによれば16日、アバのキルティ寺でまた僧侶の焼身抗議が起きた。

アバ(四川省阿壩チベット自治州)キルティ寺の20歳の僧侶が自らに火を点けた。16日現地時間17時すぎ、ロサン・ツゥルティムは中国政府に抗議するスローガンを叫びながら焼身自殺をはかったという。
炎に包まれながら、ロサンは大通りを行進したが、武警が行く手を阻んだ。彼は引き返しながら逃げたと目撃者は話す。が、彼は公安要員に倒され、消火されて公安車両で連行された。公安に拘束されながらも、彼は腕を振り上げ、スローガンを叫び続けたという。それがどんな言葉だったのかはわかっていない。
ロサン・ツゥルティムはアバのチョジェマ郷ソルマ村のイェシェ・ツァン家の出身で、4人兄弟の長男として、父イェシェ、母ツェドンの夫妻に生まれた。8歳のときにキルティ寺に出家し、「仏教青年学院」に学んだ。2003年に学院が閉鎖されてからは、同寺の密教学院に入った。
事件の影響でキルティ寺の正門を警備する武警が急増している。2011年にプンツォ・ジャルツァンが焼身抗議を行ってから1年になるのを控えてこれ以上の抗議を防ぐためにこれまでにない警戒態勢が取られ、アバ州の各町に至る道路には検問が増設されている。

20日のRFAは、ダラムサラにあるキルティ寺でアバの窮状について刻一刻と声明を発表しているカヤ・ツェリンとロサン・イェシェの情報を伝えている。それによればロサン・ツゥルティムは19日に連行先の病院で死亡し、遺族の意に反して火葬されたという。

チベット地域での中国支配に抗議して先週焼身自殺をはかり、中国武警に暴行を受けたチベット僧が死亡したと亡命チベット人情報筋が明らかにした。
ロサン・ツゥルティム(20)は16日、アバの県政府近くで焼身をはかった。目撃者によれば、彼は暴行を受け、公安車両に放り込まれて連行されたが、それでもなお彼は拳を振り上げてスローガンを叫んでいたという。
現地と接触のあるインド在住の僧侶、カヤ・ツェリンによれば、彼はバルカムの病院で19日に死んだという。
「当初私たちは彼がどこに連行したのかわかりませんでした。が、彼が隣接するバルカムの病院に搬送されたことがその後わかりました。彼はそこで19日に死にました。遺族はチベットの儀礼に則って葬儀を行いたいと遺体を返すよう望んでいましたが、バルカム政府は彼の遺体を火葬し、遺灰だけを遺族に渡したといいます」。
カヤ・ツェリンとロサン・イェシェが火曜日に発表した声明によれば、ロサン・ツゥルティムの抗議に連帯を示すためアバ県の商店は3日間休業したという。また19日にはキルティ寺の僧侶たちが通夜を執り行った。
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Four Tibetan Environmental Activists Detained in Tawu

by Days posted at 2012-03-26 00:15 last modified 2012-03-26 00:40
道孚県の自然地理:搜搜百科より

もうひとつTCHRD(チベット人権民主センター)の発表から。実はTCHRDのサイトは大幅にリニューアル中で、現在アクセスすることができない。
「タウ環境保護協会」のチベット人メンバー4人が2月中旬、カンゼ(四川省甘孜チベット自治州)タウ(道孚県)の公安に拘束されていたことがわかった。
タウ環境保護協会は2011年、タウ県の様々な村から集まったチベット人たちによって非公式に設立された。彼らは野放図な採掘や森林伐採、野生生物の密猟に抗議することで環境を保護することを目指していた。タウ在住の50人の会員は全員それなりの教育を受け、地域コミュニティを信頼していた。
情報によれば、タウ県では昼夜問わず4台の装甲車が巡回して警戒を高めているという。武警部隊はチベット人地域を頻繁にパトロールし、3、4人以上のチベット人の集まりを解散させている。

タウでは昨年8月にニツォ寺の僧侶、ツェワン・ノルブが、11月にダカ・チューリン尼僧院のパルデン・チューサンがそれぞれ焼身抗議する事件が起きており、アバと同様に厳戒態勢にあることがわかる。
おととし12月に起き、23人が犠牲になった草原火災も記憶に新しい。新京報によれば、当時の防火体制は紙上の計画だけで実際が伴っておらず、ショベルや刷毛など「原始的な用具」しか消火手段がなかったという。
その後消防予算がついたというが、まともな行政を怠る一方で、住民の自助努力を抑圧するという本末転倒がタウでは実際に起きているようだ。

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