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Because I am Tibetan

by Days posted at 2010-02-13 20:53 last modified 2010-02-13 20:54
YouTube: Because I am Tibetan

「チベットを愛しているから、私はチベット人です」
「チベット語を学んでいるから、私はチベット人です」
「自分たちの文化が好きだから、私はチベット人です」
「チベットの服しか着ないから、私はチベット人です」
「チベット人の血が流れているから、私はチベット人です」
「私の母はチベット人だから、私もチベット人です」
「チベットの歌を唄うから、私はチベット人です」
「遊牧民だから、私はチベット人です」
「この大地が好きだから、私はチベット人です」
「高原に住んでいるから、私はチベット人です」
「チベット語を忘れないから、私はチベット人です」
「兄弟を愛しているから、私はチベット人です」

きょうはロサル前日の大晦日。ハイチで大震災が起き、バンクーバーで冬季五輪が開幕し、日本では政治が空転しているあいだにも、チベットではチベット人が一日一日を生きている。ロサルは暮らしの節目だし、ワシントンで法王が大統領に会おうとしていることが人々を勇気づけてもいるだろう。
繰り返しになるが、アムドのJigdoがYouTubeに投稿したビデオはぜひたくさんの人に観てほしいと思う。
ストレートにチベット人であることのアイデンティティを訴えた1分43秒のビデオだが、トンドゥップ・ワンチェンの例を持ち出すまでもなく、中国政府の統治下では「国家政府分裂転覆罪」に問われかねない。カメラマンの勇気を讃え、彼が「外の世界」に伝えたかったことを、できるかぎり多くの人たちに知ってもらいたいと思う。

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New Year Marked with Protest in Ngaba

by Days posted at 2010-02-15 23:55 last modified 2010-02-16 01:12
Losar, Tokyo

正月早々アバで衝突が起きているそうだ。Phayulのケルサン・リンチェン記者が亡命チベット人が多く住み、キルティ僧院が再建されたインド・カルナタカ州ムンゴットから伝えている。

元旦の400人のチベット人の座り込み抗議が、中国武警とのにらみ合いにつながった。亡命キルティ僧院の危機管理委員会によれば、チベット人たちは市場広場に座り込み、粉のままのツェンパやパンなど「悲しい正月」を象徴する食べ物を口にしていたという。
僧侶を始め、集まった人々は、2008年のチベット全土にわたった騒乱での死者を悼むため、読経し、ツァンパを撒いていた。抗議に参加した僧侶たちは、アバ・キルティ僧院とセイ僧院から来たという。
緊張が高まる中、キルティ僧院宗教管理委員会のドゥデル・トゥルクが市場にやってきて、争いごとを避けるために家に帰るよう抗議者たちに促したが、しかし「馬の耳に念仏」だった。彼らはキルティ僧院の僧侶たちにも僧坊に戻るよう要請したが、代わりに他の寺の僧侶たちが抗議に加わっただけだった。
中国兵は、この様子を撮影した携帯電話を抗議者たちから取り上げた。年末の29日(陰暦)に宗教舞踊を見るために厳しい警備にも関わらず集まったチベット人たちが、緊張を高める結果となった。現時点(日本時間15日午前1時)では、兵士たちが他の抗議参加者を合流させないよう、市場への道を封鎖しているという。

「中国政府に対して、政府が望むような形ではなく、自分たちのために殉じた同胞に敬意を表す形で新年を迎えたいということをアバのチベット人たちは表そうとしている」とStudents for a Free TIbet Indiaのテンジン・チョーイン代表は話した、
独立派活動家のテンジン・ツォンドゥは、この抗議がチベット本土のチベット人の抗議の表れだという。「同時に、きょうの自分たちのために、前途を失ったチベット人に対して連帯と敬意を表しているのだ」。

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Khampa Kidnaps Prison Guard

Articles from Radio Free Asia

by Days posted at 2010-02-17 22:53 last modified 2010-02-17 22:53

2月10日のRFAの記事。1週間遅れになってしまったが、最初に読んだときには思わず吹き出してしまった。連れ去られた看守に「野蛮で知られる」という見出しがついているのだけれど、それを脱獄ついでに人質に取ったのだから、さすがカムパ

四川省の刑務所に拘束されていたチベット人が、拘留中の嫌がらせを理由に看守を道連れに脱獄し、1万4000ドルの懸賞金をかけた大捜索が行われているという。
四川省カンゼ(甘孜)チベット自治州のダルツェド(康定)公安局担当者は電話取材に対し、「逮捕令状が出されている」と話した。「(懸賞金は)10万元。(手配されているのは)パサン(という男)」だという。
2008年3月の騒乱以来警戒が厳しくなっている現地からの情報によれば、2月1日、看守が人質に取られる事件が起きたという。「パサンという収容者が、チャン・カソンという看守を人質にして脱獄したのです」とその情報筋は伝えている。
パサンはカンゼのパンユル(白玉)県出身と伝えられている。パサンは2009年にパンユルで起きた殺人事件に関連して拘束されていたが、判決はまだだったという。
地元公安関連の情報では、新しく造られた刑務所から四川省のトンコー(東谷)方面に逃げる容疑者が目撃されたという。

Chinese paramilitary police stand guard in Kangding, Mar. 21, 2008. AFP

トンコーへの道沿いには検問所が設置され、数百人の公安が配置され、捜索が行われている。地元筋によれば、連れ去られた中国人の看守は、チベット人収容者を手荒く扱うことで知られていたという。
「彼はもっともひどい看守のひとりです。チベット人囚人を虐待することで有名でした」。
証言者によれば、チャン・カソンは押収した食品包装紙を種に、収容者を強請っていたという。
「彼はチベット人に対して非常に悪辣な拷問を行っていました。特に2008年の騒乱に関係したチベット人には」と別の証言者も話している。

郡公安は一帯の住民に協力を求め、10万元の懸賞金をちらつかせて、パサンを探すよう全世帯に呼びかけている。

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It Lets Us Know We Have Not Been Forgotten

by Days posted at 2010-02-19 16:15 last modified 2010-02-19 22:54
ラファイエット公園から

米国のオバマ大統領が18日、訪米したダライ・ラマ14世と会談した。会談は約1時間にわたり、ダライ・ラマが「米国は民主主義のチャンピオン」と持ち上げると、大統領はダライ・ラマの中道政策や非暴力主義、そして中国との忍耐強い交渉に触れ、「独特なチベット仏教、文化、言語の保護と、中国域内のチベット人の人権擁護を強くサポートする」と応じたという。
チベットの独立分離運動を刺激することを恐れる中国政府が、会談を阻止しようと何度も抗議の談話を出したが、結局大統領が方針を変えることはなかった。しかし、このところ悪化し続けている中国との経済関係に配慮してか、会談はホワイトハウスを象徴するオーバルルームではなく、1階の小さなマップルームで行われ、2人並んでの記者会見や記者向けの撮影は行われなかった。テレビカメラはシャットアウトされ、ホワイトハウスから配信されたのは写真1枚だけだ。
隣接するラファイエット公園にはダライ・ラマを歓迎するチベット人たちが集まり、さながらフェスティバルのようだったという。ホワイトハウスの前に翻るチベット旗は感動的ですらある。SFTの元事務局長、ラドン・テトンもリポートしている。
2007年にブッシュ大統領がダライ・ラマと会談したときと比べ、ホワイトハウスの対応が後退したのは理解できないとか、いまや経済大国である中国との関係悪化を恐れず会談を決行したのは評価すべきとか、さまざまな意見も報道されている
現時点で際立っているのはロイターの中国電。北京では外交部副部長が米国大使のジョン・ハンツマンを呼び出したとか、そんな政府の反応に付け加えて、青海省でのチベット人の様子を紹介している。

もともとのチベット地域に属する中国北西部、青海省の同仁(トンレン)では、僧侶たちがオバマ大統領の会談を喜び、花火を上げて祝ったと話している。
「チベット人にとっては素晴らしいニュースです。政府が怒ろうと気にしません。オバマ大統領が彼に会ったのは本当に嬉しい」と僧侶のジョカは言う。
チベット暦の新年を祝っていたツェリンは、会談が実現したと聞いて笑みをこぼした。
「私たちが忘れられていないということですね」。

ちなみに、同仁県は青海省黄南チベット族自治州にあり、チベット語ではレコンです。

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Tibetans Pray Before Obama Meeting

by Days posted at 2010-02-22 23:55 last modified 2010-02-23 16:34

チベット本土のチベット人たちは、迫害の危険を冒して、米大統領と法王との会談成功を祈っている。順序が逆になったが、ダライ・ラマ14世とオバマ大統領の会談に先だって、18日のRFAが速報した記事。

RFA/Lhasa resident

ダライ・ラマを危険な分裂主義者と見なす中国当局の厳しい警戒下で、チベット本土のチベット人たちは、法王と米国のオバマ大統領とのホワイトハウスでの初めての会談に先立ち、お香を焚いたり、仏旗を掲げたりして祈りを捧げている。
自治区区都で、2008年に大規模な蜂起が勃発したラサでは、市内とバルコル周辺に数百人の武警が配置されるなど、水曜日(17日)から警戒度が上がっているという。
匿名インタビューに応じた男性によれば、拘束されたチベット人はいないという。
「チベット人はジョカンとポタラ宮に行列をなして集まっています」「ポタラ宮のダライ・ラマの御所に花とお香を供えています」と彼は話している。
「みんなジョカンとポタラ宮の周辺に集まって、会談の成功を願って、お香を焚いています」。
RFA/Lhasa resident ジョカンはラサで最も有名な寺院であり、ポタラ宮は1959年の蜂起後にダライ・ラマが亡命するまで居城だったところだ。別の情報筋によれば、ラサで集まっているのは、アムドやカムなど遠方から来た巡礼者たちだという。

ダライ・ラマと同じノーベル平和賞受賞者のオバマ大統領は、強硬的なチベット政策のための批判を浴びている北京政府に対して、「(チベットの)独自の宗教、文化、言語と本土に住むチベット人の人権擁護」のために時間を割くとしている。
ホワイトハウスによれば、オバマ大統領は、中国政府とダライ・ラマ特使とが対話を通して相違を解決するよう努力を続けるように促したという。

四川省アバ県にあるキルティ僧院の、インド北部ダラムサラの新僧院スポークスマンによれば、会談に先だって約2000人のチベット人がキルティ僧院の近くに集まり、お香を焚き、花火を上げ、祈ったという。
「現地に住む多くのチベット人たちがルンタ(風馬旗)を投げ、喜びを表しました」。

RFA/Lhasa resident

青海省ゴロク自治州のチクティル(久治)とガンデ(甘徳)では、「チャムダ僧院と周辺の村々の数百人のチベット人が木曜日(18日)20時すぎから集まって、会談を祝い、花火を上げた」と別の情報筋は伝える。
「みんなでお香を焚き、花火を上げました。ガンデ県中級学校の学生たちも花火に加わったところで、地元公安がやってきて解散させました」。
レコン(同仁)では、会談は「大イベント」だと、ゾカンと名乗る僧侶が伝えている。「会談が実現して最高に嬉しいです」と彼は話した。

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A Sit-In in Ngaba

by Days posted at 2010-03-03 23:55 last modified 2010-03-04 01:56

ダライ・ラマ14世ワシントン訪問直前の2月19日のRFAの記事をいまさら日本語訳。
ちなみにこの記事、共同通信がいち早く転電している。但し「チベット族が春節(旧正月)を祝う『ロサル』の最中で」というのは恥ずかしい間違いで、「チベット人が旧正月を祝う『ロサル』の最中で」が正しい。チベットでは春節を祝っているわけではないのだから。

ロサル期間中、四川省の数百人のチベット人たちが公の場で抗議を行ったと地元からの情報は伝えている。アバでは、ゲデ僧院とセ僧院、マニ尼僧院の僧侶数百人が座り込みを行った。
「(座り込みはあったか?)はい。いまは誰も残っていません。帰りました」とアバ在住のひとりは言った。武警が出動したかを聞かれた別の目撃者は「そう、そうです。大勢いました」と答えた。
アバ出身で現在ダラムサラに住む尼僧のデキ・ドルマによれば、僧院、尼僧院合わせて8、9ヵ所の僧侶、尼僧が抗議に参加したという。
「2008年3月の騒乱の際に拘束された多くのチベット人の行方について、当局から何も説明がないことに抗議して座り込みが行われたのです。その後、3人が拘束されました。尼僧も子供も老人も座り込みに参加していました。彼らは銃で武装した公安に包囲されていました。拘束されたのも平和的に座り込みを行っていた人たちです」。
2008年にチベットの首都、ラサで僧侶たちが行った平和的なデモに対する武力弾圧は、中国当局の発表で死者22人を出す騒乱に発展し、隣接する3つの省にも広がった。北京政府は部隊を増派し、チベット全域が厳戒下におかれている。
インドのチベット亡命政府によれば、220人のチベット人が命を落とし、7000人近くが騒乱に関連して拘束されたという。

チベット人情報筋によれば、座り込みを行った人たちはその日のうちに解散したという。また、地元当局は役人を各僧院に派遣して仲裁を要請し、僧侶や尼僧は戻るように説得されたという。
公安は町を封鎖し、近隣の道路を封鎖した。
ダラムサラに亡命したツェリンという僧侶によれば、公安と抗議者たちは数百人に及び、公安のほうが多かったという。
「14日、1日だけのことでした」と地元目撃者の証言を彼は伝えている。
木曜日(18日)の電話取材に対しアバ宗教管理所はコメントしなかった。「何も知りません。番号間違えではないですか? そんな事件は起きていません。聞いていません」。

ダラムサラ在住のセータ・ツルティムによれば、彼の出身地であるセルタのKhekorでは、電柱に掲げられたチベット旗を下ろす公安職員と口論したためにチベット人の若者2人が拘束されかけたが逃げたという。彼によれば、2人はリンチェン・ドルジェ(23)とダルチュン(24)。他の情報によってもこの事件が確認されている。
今週、ダライ・ラマ法王とオバマ米大統領との18日の会談に先だって、チベット本土のチベット人たちは香を焚き、祈り、仏旗を掲げた。
ダライ・ラマを国家分裂主義者と見なす中国当局の厳戒にも関わらず、2008年の動乱の発火点となったラサのバルコルにチベット人たちは集まっている。目撃者によれば、2月17日以降警備が強化され、武装兵が市内に配置されているという。

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Living in the Free World

by Days posted at 2010-03-10 22:30 last modified 2010-03-10 22:30
Uprising March in London

3月に入り、ラサでは昨年同様の厳戒態勢が続いている。公安による「厳打嵐暴」キャンペーンでは、2日夜から翌朝まで、「全員、全装備、全時間」を合い言葉に全公安職員による一斉訓練が行われ、繁華街、旧市街とホテルなどで「不安定要素をなくす」捜索が実施されたという。
TCHRDによれば、公安は警戒度の高い市内60ヵ所のアパート4115室を捜索し、市内に戸籍のない7347人の身分証をチェックしたほか、70ヵ所の民宿(ゲストハウス)、インターネットカフェ、ゲームセンター、バーを捜索して合計435人を検挙したそうだ。うち14人は窃盗やバイク乗り逃げなどと発表されたが、残りの人々がなぜ検挙されたのかは不明のままだという。
「厳打嵐暴」キャンペーンで公安の標的にされているのは、身分証明書の「工作証」、戸籍を証明する「戸口」、一時滞在許可の「暫住証」のどれも持たない「三無」と言われる人々だそうだ。これは、2008年3月の騒乱がラサからチベット全域に拡がったのが、チベット各地からラサへの巡礼や行商の人々の影響だと、政府が分析しているからではないかと思われる。

中国メディアで新華網にも記事を配信している環球時報はきのう、ネパールのカトマンズでダライ・ラマ法王事務所代表のティンレー・ギャツォが逮捕されたと伝えている。「1959年3月10日はダライ・ラマ一派が反乱を起こした日で、亡命チベット人たちはこの日を記念日としている。ここ数年、この日に欧米にある中国大使館に対して抗議する亡命チベット人が増え、チベットに近いネパールがまた抗議の中心的な場所になりつつある」というこの記事は、ラサでも読めるだろう。
また同じ環球時報は、オレゴン州のポートランド市が「中国からの猛烈な反対にもかかわらず」3月10日を "Tibet Awareness Day" に制定したことを報じている。「チベットが中国から独立すべきだという国際的な声はますます高まるばかりだ」とサム・アダムズ市長は言い、提案者である議員のランディ・レオナードは「中国に対しては、言論と宗教の自由の原則を放棄することができない」と話したという。もちろんこの記事もラサで読めるに違いない。

ロンドンでは先週末、中国大使館からダウニングストリートを経て、外務省までのデモが行われた。
デリーではTYCによる抗議が中国大使館前で行われ、32人が参加したが、逮捕されたという。
ダライ・ラマ14世はきょう、チベット蜂起51周年に関する声明を出した。「チベット自治区の様々な場所で働くチベット人の公務員のみなさんには、公務でもよいし私的な休暇でもよいので、ぜひ自由な世界にあるチベット人コミュニティを訪ねてほしい。皆さんが置かれている状況をわかってほしいと思う」。

東京では13日(土)、大阪では14日(日)に、チベット解放のための行進が行われる。

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Lhasa Under Clampdown

Articles from Radio Free Asia

by Days posted at 2010-03-12 23:10 last modified 2010-03-13 01:17
The Times

先週のプレスツアーでラサ取材を行ったThe Timesはきのう、「チベットでの取り締まりで数百人が拘束される」との記事を掲載している。
The Timesがラサ市民から取材したことによれば、ラサでは最近の取り締まりで400〜500人が拘束されたという。「武警のパトロールは日常的な光景になっている。中国式のSWATチームが存在感を誇示し、2008年3月10日に僧侶が平和行進を行ったデプン寺をにらみつけている。バルコルではチベット人は公安に呼び止められ、身分証明書の提示を求められているのに対し、中国人には何もおとがめがない」。
おととい書いたように、身分証明書のチェックはラサ以外から入り込んだ「違法滞在」チベット人をつまみ出し、騒乱の芽を摘む目的で行われていると見られる。
「何人かのチベット人は、今週は町が中国人とチベット人それぞれの地区に二分されてしまったと冗談めかして言っている。ラサの古いチベット人地区は『バグダッド』、中国人が住む地区はかつて上海や天津に英国、フランス、ドイツが作った居留地になぞらえて『租界』と呼ばれているという」。

11日のRFAはそんなラサで息をひそめるチベット人たちから漏れてくる情報を伝えている。

ヒマラヤ地域での仏教が滅亡の危機にあるとのダライ・ラマ14世の訴えとともに、政治的に緊張の高まる記念日を迎えたラサでは、観光ポイントや寺院が封鎖された。
ラサ在住の市民によれば、今週水曜日にチベット蜂起から51年、そして血の暴動から2年の記念日を迎えるに先立ち、「ポタラ宮とジョカン寺(大昭寺)は完全に閉鎖された」という。「一帯は立ち入りが禁止され、近くのホテルやゲストハウスに宿泊していた旅行者も追い出された」と彼は言う。
2008年3月14日、ラサで起きた血なまぐさい騒乱から2年になるのを前に、公安はじわじわと警備体制を作り上げ、郊外も監視下に置いているという。
ラサの市民によれば、茶館や食堂、ナイトクラブなどで数百人の私服警官がチベット人を監視している。市外から来たチベット人が停められ、身分証明を確認され、尋問を受けているという。
「ラサ市内の公務員は、交替で職務に専念せよとの命令が出ました」と別のラサ市民は話す。「多くの公務員が市内から遠く離れた場所で線路の見張りに駆り出されています。青蔵鉄路を標的とした破壊活動を警戒しているのかもしれません」。

市内には私服警官と制服の公安、武警が配置されている。「彼らは突然チベット人の家を訪ねて、誰か客が来なかったか聞いて回っています」。
3人目の証言者によれば、多くのチベット人が1959年の蜂起から51周年を迎えるのを記念して何かを行いたかったが、おおっぴらにはできなかったそうだ。
「3月10日の前夜、ラサでの制限は最も厳しくなりました。したがって私たちはそれぞれバラバラに祝わなければなりませんでした」と彼は言う。「そうした制限の中でも私たちの感情は昂りますが、実際にはダライ・ラマ法王に祈る以外に何もできないのです」。

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