China Boosts Security In Tibet, Sichuan
Article from Radio Free Asia
RFAによる四川報道。原文は25日に掲載された北京語で「四川高速道路を軍事車両がチベットへ向けて走行、ラサではチベット自治区外からのチベット人の宿泊を拒否」という見出し(後段はダラムサラの亡命チベット議会議員ケルサン氏インタビューなので、興味のある方はぜひ)。英語にも翻訳されている。
記事中にある「武警のありとあらゆる種類の特殊車両」の写真が新浪微博から転載されている。
今週、武警による発砲事件が起き、チベット人による抗議が血の惨劇となった後も、チベット地域の中国当局は武警を増派し、新たな規制をほのめかしている。ネット上では四川省のチベット地域に向かう国道を部隊を載せたトラックが埋め尽くす写真が広まっている。
現地からの情報によれば、月曜日にダンゴ(炉霍県)で起きた事件では、デモへの発砲で少なくとも6人のチベット人が殺され、30人以上が負傷したとみられる。中国当局はチベット人1人が撃たれて死亡したとしか伝えていない。
火曜日にセルタ(色達県)で起きた事件では、5人が撃たれて死亡し、40人が負傷したという。ここでも中国当局は1人の死亡と伝えただけだ。
中国版ツイッターの新浪微博への書き込みにはこんな書き込みもあった。
「きょう午後勤務中に、武警のありとあらゆる種類の特殊車両が完全武装で成雅高速公路を雅安へ向かって走って行くのを見た。何かチベットで起きているのではないか」。
成雅高速公路は、ダンゴやセルタのあるカンゼ(甘孜)に通じている。
ダンゴでの抗議に関する報道がないとの別の書き込みもあった。「なぜダンゴで暴動が起きているのか? 暴れている奴らは何を要求しているのか。このことについて何も報道がない」。ダンゴでの抗議は、今月23日、中国当局が現地在住のチベット人に対して、旧正月に当たる春節を祝うよう強要したのがきっかけだったと情報筋は伝える。焼身抗議での自殺者が相次いでいることから、現地のチベット人たちはむしろ喪に服す意向だったという。
最初は数百人の群衆がチベットの自由とダライ・ラマの帰還を求めるスローガンを叫び始めた。
「デモ隊が地元の公安局前に差しかかった時、公安が発砲しました」と現地出身でインド在住の僧侶、イシェ・サンポは言う。
火曜日の24日にセルタで起きた事件では、焼身自殺による抗議を煽るポスターが前日に貼られたのがきっかけだった。
「(禁じられている)チベット国旗が描かれ、『ダライ・ラマ万歳』とか、『クソ中国』、『チベットに勝利を』などといったスローガンが入ったチラシが、抗議中にばらまかれました」と、目撃者は話す。
中国の国営メディアは、ナイフや石で武装した「群衆」が現地公安の前で「口火を切った」と非難している。成都市や四川省の地方当局は春節に入っており、取材に応答しない。
「情報がネットに載るやいなや、彼らはすべて削除します」と成都に住む李という名前のネットユーザは話す。
「現時点で2000人以上の武警がセルタ寺の周囲1キロ以内に集結しています。誰も家の外に出ようとしませんし、町を離れることもためらっているようです」。
彼もまた、武警とチベット人との衝突で5人が殺されたという情報を見たという。
「成都の多くの職場で、休暇を切り上げて出勤するよう命令が出され、きのうからみな仕事を再開しています」。
彼によれば、ラサにも公安部隊が増派されているという。「彼らは街頭や交差点などでチベット人に対する検問を行っています」。
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