Chinese United Fronts Uttered
先週から湖南省を経て、北京入りしていたロディ・ギャリ、ケルサン・ギャルツェン代表団の共産党統一戦線との話し合いについて、新華網が伝えている。
それにしてもこの記事を10億以上の人々が目にするかと思うと、複雑な思いにかられる。最初から最後まで「杜青林は、」「杜青林は」と続くのを呆れながら訳したが、この一方的な報道がいかに不自然なことか、どれだけの人々がわかってくれるだろうか。
杜青林とダライ・ラマ代理人が会談
全国政協副主席で中国共産党統一戦線部長の杜青林は、ダライ・ラマ代理人のロディ・ギャリ、ケルサン・ギャルツェン一行と北京で会談した。
杜青林は、政府が国際金融危機の影響をうまく回避し、新中国成立60周年を全国各民族が祝うことができたとギャリ一行に紹介した。また、社会主義制度はそれぞれの積極性、主体性、創造性を十分に引き出すことができ、優れた実績が証明されていると述べた。中国共産党と中国人民には様々な困難に打ち勝つ知恵があり、強く豊かな国家と人民の幸福という目標を達成して、中国共産党が目指す中国独自の社会主義政策は完全に正確であり、チベットの各民族を含め、全国の民族の支持を得るのは歴史的な必然であると彼は指摘した。
杜青林はまた、今回開催された第5次チベット政策座談会の重要性に触れ、この会議にチベットの経済と社会発展を重視する政府の姿勢を表していると話した。中国共産党は十数年に渡り、1民族地区の発展に国を挙げて努力しているが、他にこのような国はない。チベットの各民族の利益を代表し、各民族人民の幸福で素晴らしい生活を実現するのは中国共産党であり、チベット各地区の人民政府である。
杜青林は、国家利益を犯すことは許されず、主権と領土問題を話題にすることはできず、これについて妥協の余地はまったくない、と指摘した。法令を踏みにじることは許されず、いわゆる「チベット地域」や「高度の自治」は中国の憲法に違反しており、もし交渉を行うのであればダライ・ラマ本人がこれを徹底的に放棄しなければならない。民族の尊厳を損なうことは許されず、ダライ・ラマの方が国際的な場で引き続き反中宣伝と破壊活動を行うのであれば、これ以上交渉を行うための基本的尊重と敬意に不足していると言わざるを得ない。人民の願いから離反せず、チベット各民族の人々が安定に猜疑心を持たず、民意に背かず、いかなる破壊活動も成功せず、話し合いに障害をなくさなければ、ダライ・ラマの方は孤立を深めるだけである、と。
政府はダライ・ラマの政策について、開放的で、明確で、一貫した政策をいままで変えたことはない、と杜青林は強調した。もし話し合いの進展をダライ・ラマが望むなら、政府との関係改善を本当に望み、歴史を尊重し、時代に順応し、幻想と現実とをはっきり分けて、自分のいままでの言行を徹底的に改め、主張を根本から正して言行一致になるよう行動しなければ、政府からも全国の人民からも信頼されないだろう。「チベットの独立」あるいは「形を変えた独立」、「非暴力」か暴力か、「チベット問題」が国際的問題か、それとも単なる反中勢力の言い分なのか、これらをはっきりさせなければならない。
中央統一戦線工作部常務副部長の朱維群、副部長の斯塔、西蔵自治区人民代表大会常務委員会副主任のニマ・ツェリンは、ロディ・ギャリ一行に対し、いわゆる「チベット亡命政府」は完全に非合法であり、チベットとチベットの人民を代表するものではないと再三指摘している。彼らはあくまでダライ・ラマ個人の代表であり、ダライ・ラマが一切の分裂主義的発言を撤回しなければ会談はできないし、また会談の議題もダライ・ラマ個人の今後についてでしかない。我々は、ダライ・ラマが現実を直視し、愛国的立場に立つことを希望している。それしかダライ・ラマの今後はあり得ない、と述べた。ロディ・ギャリ、ケルサン・ギャルツェンはこの政府の見解を得て、ダライ・ラマに報告すると述べた。
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