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Free Prominent Tibetan Cultural Figure

by Days posted at 2008-12-11 01:20 last modified 2008-12-11 01:33
パルジョル・ノルブ

けさ舌足らずに触れた81歳のパルジョル・ノルブの拘束について、ヒューマン・ライツ・ウォッチは5日に一報している。

中国名で「班觉诺布」と書くチベットの伝統的な版画家、パルジョル・ノルブ氏は、10月31日、チベット国旗など「禁止された印刷物」を刷った疑いでラサの自宅で公安により拘束された。拘束の間、司法当局は拘束の事実と刑罰の内容を彼の親族に明らかにすることを拒否していた。11月になって彼は秘密裏に裁かれ、禁固7年の判決が下された。判決文は直接家族に届けられた。彼の現在の行方はわかっていない。

「チベットに関するもので、中国共産党が気に入らないものは、すべてが『禁止された印刷物』になり得る。表現の自由は基本的人権の一部であり、たとえ政府の方針に反するものであっても旗や書物、絵画を印刷しただけで投獄するべきではない」とヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア支援担当、ソフィー・リチャードソンは話す。
当局は判決を公表していないが、刑法103条の「分離主義に加担する」罪が適用されたと見られる。このあいまいな法律は、表現の自由を制限し、チベット人たちを黙らせるために、いままで何度も繰り返し適用されてきた。

ノルブ氏は代々教典を印刷する伝統的な家系の生まれで、国際的にも有名な印刷職人だ。彼は近代印刷技術と、伝統的な木版の両方を、数十人の職人を抱えた工房で用い、教典だけでなく、タルチョや民謡集、書籍、チラシ、伝統的文学などの印刷も行っていた。
ノルブ氏の逮捕後、中国政府は工房を封鎖し、職人たちが仕事に戻るのを禁じた。公安は工房から書籍や木版を押収した。
「歴史的な文化の継承に貢献した彼に中国政府はむしろ敬意を表するべきで、彼を迫害するのはおかしい」とリチャードソンは言う。

ヒューマン・ライツ・ウオッチによれば、中国の刑事訴訟法に基づいて与えられるべき最小限の権利さえ、ノルブ氏には認められなかったという。逮捕の事実や公判期日が彼の家族に通知されない、彼がどこで拘束されているのかも回答が拒否される、法廷において彼の弁護士の反論を許可しない、正式な判決を家族に伝えない、彼が現在どこにいるのか、どこの刑務所で過ごすことになるのか家族から問い合わせを拒否する‥‥。

中国当局はここ数週間で摘発対象を広げており、3月の騒乱に関係したチベット人の拘束だけでなく、こうした表現の自由に絡む逮捕が増えているとヒューマン・ライツ・ウオッチは伝える。他に例えば、

ジグメ・ギャツォ(俗名:ジグメ・グリ):
ラプランの僧侶で、3月に拘束され、獄中で受けた虐待を発表したところ、11月4日に再逮捕された。
ノルジン・ワンモ(中国名:龙真旺姆):
四川省紅原県の司法当局職員で、チベットの状況を海外の親戚に話したとして、禁固5年の判決を11月3日に言い渡された。
ドンドゥップ・ワンチェン
ドキュメンタリー映像を極秘に制作。3月に拘束され、現在、西寧の廿里鋪拘置所に収容されていると見られる。

リチャードソンは言う。「パルジョル・ノルブ氏の逮捕について、中国政府は法に則ったと確実に言うだろう。が、その法は言論の自由を制限している。人権の国際標準にならって中国が法律を改定しないかぎり、こうした逮捕がなくならないだろう」。

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