Songs for Tibet From Japan
1日夜、タワーレコード新宿店で "SONGS FOR TIBET FROM JAPAN" の発売を記念し、難波章浩さんのインストアライブ&トークイベントが行われた。難波さんはHi-STANDARDのヴォーカル&ベースで、現在はULTRA BEAiNとしても音楽活動を行っていて、このコンピレーションアルバムの中心的人物でもある。
ファン約150人が小さなステージを見守る中、難波さんが登場。元在日チベット人コミュニティ代表のリンチェン・トゥンドゥプさんとの対談からスタート。
難波さんは1999年に浦安の東京ベイNKホールで行われたチベタン・フリーダム・コンサートにHi-STANDARDとして参加、そこでチベット問題を知ったという。
「(ビースティ・ボーイズのメンバーで妻がチベット人の)アダム・ヤウクからの依頼は、ダライ・ラマ法王から依頼されたのだと考えて、コンサートに参加した。その頃、ハイスタは若い人たちに影響を与えられるようになっていたから、それが自分にできることだと思った」と当時を思い返して話す難波さん。
「チベットには自由がない。行動の自由がなければ何もない。自分のように外国に亡命したチベット人もいるけれど、チベット人のほとんどはチベットでじっとダライ・ラマ法王が帰って来るのを待っている。電話やメールはチェックされ、監視されている。メールを書いたことで政治犯として捕まったりする。先月も政治犯に対する死刑判決が出た。ぜひハガキなどアクションを起こしてほしい」と会場に集まったファンに呼びかけるリンチェンさんに、難波さんは意外な反応を。
「本当はこういうことを考えたくない。聞きたくないことばかり。もうこんなことは考えたくないのね」。
一瞬ファンを驚かせながら、こう続けた。
「だけど、放っておけない。チベタン・フリーダム・コンサートに参加したように、自分ができることが問われていると思う。みんなにチベットのことを知ってもらえる媒体になって、これからも活動して行きたい」。
最後に、難波さんにとってチベットとは?
「チベットは絶対にいいところだと思う。これからの人類の共存のヒントがチベットにはある。そこで起きていることは、同じ地球上の話で、みんなに無関係ではない。リンチェンさんもぜひチベットに一緒に行けるようにがんばりましょう!」
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