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Tibet Can Be Free

by Days posted at 2009-03-08 23:55 last modified 2009-03-09 02:08
2009-03-08笄公園

3月10日が近づくにつれ、各国各紙がチベット取材に力を入れ始めている。チベット自治区には入れないから、昨年は四川省、青海省、甘粛省の一部となっているチベット人地域(もとはチベットのカムやアムドだ)の取材が多かった。今年はそれらの地域での入域規制も予想を超えて厳しいようで、AP通信が「チベットには行けませんでしたが、厳戒態勢でした」というバックパッカーの証言しか記事化できなかったように、なかなかチベットで本当に起きていることが伝わってこず、もどかしい思いをしている。
Phayulによれば、キルティ寺の僧侶が焼身自殺をはかった事件があったアバでゴマン尼僧院の尼僧数人がデモを行ってひとりが逮捕されたとか、カンゼで詳細はわからないものの9人が拘束されたとか、成都拘置所に拘束されたプルナ尼僧院の尼僧4人にそれぞれ懲役2〜3年の判決が出たとか、そんな悲しいニュースばかりが伝わってきている。

ロンドンでは7日、トラファルガー広場から中国大使館まで「チベット連帯マーチ」が行われ、数百人が参加したという。3月10日を前にしたこのアピールには、パルデン・ギャツォ師も参加、参加者を前に33年の獄中経験に触れながら演説を行ったそうだ。
圧巻は1959年以来の50年間の苦難を象徴した「50人のチベット人によるダイ・イン」。鐘の音と共にチベット国旗をまとったチベット人たちが一斉に地面に横たわり、参加者はロンショー(「さあ立ち上がろう」)を唄ったという。

東京でも在日チベット人が中国大使館前に集まり、横断幕を掲げて交替で抗議のアピールを行った。在日チベット人による中国大使館前でのアピールは昨年に続き2回目。アバ、キルティ寺の事件に触れ、「チベットには信教の自由も、抗議する自由も、自ら死を選ぶ自由さえない」と訴える声明文を、Students for a Free TIBET Japanのツェリン・ドルジェ代表が読み上げ、投函した。門を閉ざしたままの中国大使館の姿に対し、アピール後のチベット人はそれぞれ顔を怒りに震わせていた。
Phayulにもこのときの印象的なカットがその後掲載されている。

また、六本木ではデモも行われ、チベット人、日本人のサポーター合わせ百数十人が参加した。このデモは、ダライ・ラマ法王代表部を通じてチベットへの支援を訴えるために今年結成されたWe Love Free Tibet(WLFT)が主催。ダライ・ラマ法王代表部日本事務所のラクパ・ツォコ代表もスピーチを行った。昨年10月にダライ・ラマ特使と中国共産党との対話がストップ。それまで対話継続に期待して各国の代表部はこうしたアピールに加わってこなかったのが、今年は遠慮せずに発言できるようになったようだ。
広島デプン・ゴマン学堂のゲシェ(博士)、ゲンギャウ師も参加、行進前には読経も行われ、ダライ・ラマ法王の肖像写真を先頭に約2キロのコースを行進した。到着地の麻布笄公園では「チベットに自由を、チベットに平和を」というシュプレヒコールがいつまでも続いていた。
来週の3月14日には、TSNJが主催して2002年から行っているピースマーチが今年も行われる。

代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターでは、「チベット、抵抗の50年」と題したイベントが行われ、約200人が参加。英国Channel 4で昨年3月に放送された Undercover in Tibet「チベット潜入取材」が上映され、亡命チベット人が直接取材した衝撃的な映像に、ホール客席からはすすり泣きも聞こえた。
「日本の国会でチベットを支持する議員を多数派にしてみせる」というチベット問題を考える議員連盟を設立した牧野聖修さんのスピーチや、「時間がかかろうともチベットは自由にできる」というSFT本部副代表テンジン・ドルジェさんのビデオメッセージに勇気づけられるイベントになった。

あまりに厳しい警戒のため、今年はチベットでは何も行動を起こせない、という見方が多いようだ。昨年3月以来、いまも続くチベット人の行動により、私たちは彼らの願いをはっきりと理解することができるようになった。ロンドンや東京での動きは、それを意識して引き継いだものと言える。
あなたの行動、あなたの発言で、きっとチベットは自由にできる。この動きが世界中に広がり、多くの人々の力によって中国政府を動かせるようにしたい。そうなれば本土のチベット人たちも、もう安心なのだ、もう立ち上がる必要はないのだと知ることになるだろうから。

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