2008/06/22
Zhang's Rhetoric
by
Days
—
posted at
2008-06-22 23:27
last modified
2008-06-22 23:27
英Times紙は、「チベット人が『避けた』首都での五輪聖火」という記事で聖火リレー式典での張慶黎共産党書記の発言に着目し、オリンピックと政治との関係を皮肉っている。
オリンピック聖火はきのう、チベットの首都の町中を運ばれ、中国人住民の群衆と公安と武警の警備に迎えられた。
ラサのほとんどの商店と事務所は閉じられ、リレー沿道に地元のチベット人住民の姿はほとんどなかった、と目撃者は伝えている。
亡命したチベットの精神的指導者、ダライ・ラマの伝統的な居城、ポタラ宮の前で行われた式典で挨拶した張慶黎チベット自治区共産党書記の宣伝の勝利だったと言えよう。
張書記は3月14日にラサで起きた暴動以来続いた抗議活動鎮圧の責任者。その混乱は1950年以来中国が占領しているチベットの他の地域への波及している。 「本日の聖火リレーはみなさんの熱意の賜物です」と張書記は宣言した。張書記は彼が呼ぶところの「ダライ・ラマ一派」を「完全につぶす」という。
オリンピックを政治化するべきでないという中央政府の主張と、張書記の修辞学がどこまで一致しているのかは明らかでない。
中国当局によると、156人のリレー走者(うち半数はチベット人)が聖火を運んだ。新華社によれば、2万8000人のチベット人が聖火リレーを楽しみにしていたという。
チベットの聖火リレーを拡大する計画は、中国政府の方針に対する各国からの抗議を受けて縮小され、結果的に中国政府が抱える不安を際立たせることになった。
- Category(s)
- チベットに自由を
- The URL to Trackback this entry is:
- http://www.mobileplace.org/dias/blog/zhang-s-rhetoric/tbping
張慶黎の「聖火リレーの成功で、ダライラマ一派を完全につぶす」発言は、やはり外務省が火消しに回る結果となったようです。ロイターが26日に報じています。
"China says anti-Dalai Lama rant not politicising Games".
http://www.reuters.com/article/idUKPEK28419520080626